センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

夢は淑徳大学で教鞭をとること
大学院に進学し、専門知識を極めたい

「フードスペシャリスト」最優秀賞
成田 龍矢さん
看護栄養学部 栄養学科 4年生(2022年取材時)
千葉県立佐倉東高等学校 出身
成田 龍矢さん01
「フードスペシャリスト」最優秀賞

看護学科と同じ学び舎で
臨床系の知識も幅広く習得

私が栄養学を学びたいと思ったのは、小学生の時に栄養士の先生が教えてくださった栄養素の話に興味を持ったことがきっかけです。その後、栄養教諭という職業があると知り、栄養士や栄養教諭の仕事に携わりたいと考えるようになりました。高校は調理科のある学校へ進学。大学は栄養教諭の資格が取れ、かつ男性にも門戸を開いている県内の2大学のうち、男性の割合が多く、雰囲気もよかった淑徳大学を選びました。

淑徳大学の栄養学科は看護学科と同じキャンパスで学ぶため、学内には看護系の設備が充実し、医師の先生方も多くいらっしゃいます。栄養士をめざす栄養学科も臨床系の病気について学ぶので、専門の先生に広く指導を仰げるのはとても貴重なことです。また、年に1回、先生方の研究発表があり、栄養学科だけでなく看護学科の先生方の発表を聞くことができます。看護と栄養は共に人の身体に直接関わる学問なので、学科を越えて学びを深めることができる環境はありがたいと感じています。

授業で印象に残っているのは、3年次の「保健医療統計学」です。テレビ番組のダイエット企画における妥当性の検証やどのように比較して数値的なエビデンスを導き出すのかなど、研究者の基礎となる知識を学ぶことができました。
成田 龍矢さん02

フードスペシャリスト資格認定試験
全国1位の最優秀賞を受賞

フードスペシャリストは食に関する幅広い知識と技術を身につけた食の専門家です。食物、調理、食品衛生、流通、栄養など学ぶ分野は幅広く、管理栄養士の受験資格取得に必要な内容にプラスして学ぶ必要があります。4年次の2月には管理栄養士の国家試験も控えていたので、3年次の12月に実施されたフードスペシャリストの資格認定試験では、試験範囲の重なっている部分を完璧にしようと考えました。
 
試験直前の8月から臨地実習も始まり、試験勉強と両立するために苦手分野を中心にまとめた400ページ近くにもなるオリジナル参考書を作るなどして、効率的かつ計画的に学修を積み重ねました。また、大学の研究室のすぐそばの自習席を利用して勉強し、わからないことがあればすぐに先生に質問することができたことも幸いでした。
 
卒業後は大学院進学をめざしており、大学院では脳と腸のかかわりや味覚について、専門的な研究を深めていきたいと考えています。淑徳大学の先生方には公私共にいつも親身になっていただき、私も先生方のように学生たちに学ぶことの楽しさを伝えていきたいと夢を抱くようになりました。いつかこの淑徳大学で教鞭を取れたら嬉しく思います。