センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

フィールドワークや旅行サークルを通し体感的に歴史へアプローチ

内定先 株式会社TTC
髙山 雄太郎さん
人文学部 歴史学科 4年生(2022年取材時)
千葉県立富里高等学校 出身
髙山 雄太郎さん01

歴史を学ぶ基礎を固め旅行サークルの結成にも尽力

私は小さなころから歴史が好き。旅行で城郭や寺社などを訪問することも多く、そのたびに建物が建てられた背景や文化に興味を惹かれ、いつしか歴史をもっと深く探求してみたいと思うようになりました。淑徳大学の歴史学科を志望したのは、オープンキャンパスがきっかけです。雰囲気もよく面倒見のよい先生方のもと、少人数制でじっくり勉強に打ち込むことができると感じ、入学を決めました。
 
1年次は、「歴史学と何か」という基礎を学ぶと同時に、歴史の論文を読んでレポートを書く課題も多くありました。初めは400字書くことも大変だったのですが、次第に長文も書けるようになり、成長を実感。この時身につけた文章を読み解く力やレポートにまとめる力は、卒業論文を書く際にも大いに役立ちました。
 
また、「旅好き」が講じて旅行サークルも立ち上げました。自分たちで旅行プランを計画し、長野市の善光寺や松本市の松本城、鎌倉などを訪問。コロナ禍で思うように活動できませんでしたが、代表として仲間をまとめた経験は主体性やリーダーシップを養う機会となりました。
髙山 雄太郎さん02

仲間と共に歴史調査に赴きコミュニケーション力も向上

淑徳大学の歴史学科は、フィールドワークが充実しています。私も2年次に、授業で浅草の歴史調査に参加。浅草寺や浅草神社の周辺を巡り、地域の歴史や文化的な特徴を調査しました。写真を撮ったり、区の図書館で資料を集めたりと、5~6人のグループで主体的に浅草の歴史を探求し、その内容を授業内で発表。歴史調査の基礎を学ぶだけでなく、仲間と協力して調べ上げたことでコミュニケーション力も高まったと思います。
 
3年次になると、ゼミの活動が開始しました。私は、観光や旅そのものの歴史を研究したいと思い、幅広い時代に詳しい先生のゼミを選びました。ゼミ生から他の研究分野の話を聞いたり、意見を交換したりすることで、自分にはない視点に気づき、研究活動もより活発になりました。

旅や歴史、地理の知識を活かし地域のブランド開発に挑む

卒業後は、旅行や観光、地域のブランド開発に関わる会社で働きます。とくに、新しい特産品や土産物の開発には、歴史を含めその地域の特色を知ることが必要なため、それまで培ってきた歴史や地理の知識を存分に活かすことができると思っています。
 
そして、将来の夢は日本中を旅すること。「百聞は一見に如かず」で現地に赴き、文化や歴史、街並みを目にすることは一番の学びです。生涯をかけて全国知らないところがない、というくらい多くの地を巡り、各地の魅力を発見し続けたいです。