歴史好きで、高校時代に友人に世界史を教えた経験から教員の仕事に興味が湧き、教員をめざす人向けの「師道塾」というサークルがある淑徳大学に入学しました。就職先は市役所にしましたが、「師道塾」で身につけた人前での話し方や分かりやすい資料の作り方などのスキルは、どんな職場でも役立つと感じました。授業で印象に残っているのは「歴史専門演習Ⅱ・Ⅲ」でのフィールドワークです。古地図を片手に埼玉県八潮市内を歩き、寺院と人々の関わりについて調べ、土地の特性や現代までの変容を探りました。フィールドワークは計画通りにいくとは限りませんが、偶然出会った現地の方から資料以上の興味深いお話を伺うなど、現地を訪ねる大切さを学べました。