教育も心理も学べる理想の学科を選択
私は子どもが好きだったので、将来は子供と関わる仕事に就きたいと考えていました。また、小学校の頃に心理テストに夢中になったことがあり、大学では教育か心理を学びたいと思っていたのです。進学先について悩んでいた時に、高校の先生が薦めてくださったのが淑徳大学でした。淑徳大学の人間科学科は、心理、教育、健康、福祉の4領域を学べることから、進路と教育のどちらへ進むかで迷っていた私には最適の学科だったのです。オープンキャンパスに行った際に、先輩や先生方がとても親切に対応してくださり、校内の雰囲気にも好感を持ったことから、第一志望にしました。入学して感じたのは、個性豊かな先生が多く、フレンドリーで親しみやすいことです。学園祭の時には、多忙のなか先生方が準備に参加してくださったおかげで、大成功を収めることができました。もちろん、そんな先生方の授業が楽しいのは言うまでもありません。
登場人物の心理描写を考察したい
いま受講している「心理学基礎実験」は、とても興味深い授業です。1年次から心理学に関するさまざまな実験について座学で学んできましたが、実際に自分たちで実施してみると、体験を通じてより深く理解することができます。実験者と被験者を交互に体験して、それぞれの視点から実験と結果について考察できるのも、少人数のクラスならではのメリットです。身近なテーマを取り上げる授業も多く、3年次に履修する予定の「心理描写研究」は今から楽しみにしています。この科目は、小説や映画、アニメなどの作品に登場する人物の心理が、物語の進行とともに推移していく描写について学ぶものです。私はアニメを観ることが趣味で、いつも登場人物の感情について考えながら観ているため、授業で心理学的に考察することにワクワクしています。
将来の可能性を広げてくれる幅広い学び
今はまだ明確な将来の夢や目標を持っていませんが、入学前から興味を持っていた教育と心理に関わる仕事に興味があります。最近は、ただ子どもと関わるだけでなく、不登校などの問題を抱えた子どもたちの支援に貢献したいという気持ちが強くなってきました。学校の現場で子どもや保護者、教職員をサポートするスクールカウンセラーという職業に魅力を感じています。そのステップとして認定心理士の資格を取得したいので、必要な科目の単位を取得できるように努力したいと思います。人間科学科は開設されて間もない学科で、先輩や先生と深く関われるのが、他の学科にはない魅力だと思います。また、私のように何をしたいかが入学前に決まっていなくても、心理、教育、福祉、健康という4領域を学びながら、じっくり考えて可能性を広げられることも、この学科の特徴です。心理職を志望する人だけでなく、少しでも人間科学に興味を感じたら、ここで一緒に学びましょう。