学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
入学してすぐに準備を進めた
TVディレクターという夢
人文学部 表現学科 放送表現コース 4年生(2024年取材時)
東京都立練馬高等学校 出身
就職活動を見据えて学内の活動に参加
私は高校生の頃から、TVディレクターになりたいという夢を持っていました。大学受験の時には、第一にその夢をかなえられることと、第二に自宅から通える距離という条件で進学先を探しました。検討した結果、TV業界で多くの先輩が活躍し、通学が1時間未満の淑徳大学を第一志望にしたのです。四年制の大学で演劇スタジオや副調整室、録音室などの専門的な施設があることに魅力を感じて入学を決意しました。1年次のうちから意識して、学内のさまざまな活動に参加したのは、TV業界への就職活動を見据えてのことです。そのなかで、アドミッションスタッフとしてオープンキャンパスの運営・設営に携わったことが一番思い出に残っています。初めてのことばかりで戸惑いながらも、来場者や職員の方々、先輩たちなど多くの人々と関わることにより、主体性や課題を発見し解決する力を養うことができました。
芸人さんのライブ成功が大きな自信に
2年次には学園祭実行委員に所属して、お笑い芸人さんのライブの企画・運営を行う学外ゲストチームのリーダーを務めました。過去に経験した部活動の武将と異なり、学科や学年の違う学生と一緒に「ライブの成功」という目標を共有して企画を推進していくことの難しさを痛感しました。学園祭当日にライブが無事に終了し、やりとげた達成感と喜びを味わえたことは、成長を実感すると同時に、大きな自信になりました。授業で印象に残っているのは、脚本・演出・演者・裏方を全て学生が担当して1つの演劇作品を作り上げる「創作表現技法」です。どの作品も同学年の学生が作ったとは思えない出来栄えで、衝撃を受けました。また、よくTV番組で見る食レポを自分たちでやってみて映像にしたり、作品を鑑賞してキャッチコピーを作ったりと、実践的な授業のなかで楽しみながらさまざまなスキルを身に付けることができました。
早期から努力した結果が第一志望の内定
淑徳大学の授業には、グループワークで取り組む実習が多いという特徴があります。常にチームワークを意識しながら考え、積極的に行動することが自然と身に付くため、採用面接の際にも自分をアピールする具体的な例がいくつもあり、話題に困ることがありませんでした。早めに就職活動の準備をして、自分が志望する企業を細かく調べてインターンへ参加し、アルバイトとして働きながら理解を深めたのです。結果としては早期選考で、第一志望の企業に内定を得ることができました。3年次の夏休みから週に5回キャリア支援室に通って、エントリーシート添削や面接対策の指導を受けながら努力し続けたことが実を結んだと思っています。将来の夢は、報道番組のディレクターです。若者のTV離れが顕著になっている中で、興味・関心を持ってもらえる報道番組を制作し、今起きている問題に対して考える機会を与えたいと考えています。
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