高校で歴史総合と日本史探求の授業を担当しています。平安時代を題材にした小説で日本史に興味を持ち、この面白さを広めたいと思ったのが教師を志したきっかけでした。淑徳大学を志望したのは、博物館に行ったり、史跡を見たりするフィールドワークが豊富な授業に魅力を感じたからです。教職サークルに入って模擬授業を行ったり、アドミッションスタッフとしてオープンキャンパスの企画や運営を手伝ったり、さまざまな経験をしたことが教職にも役立っています。大学の授業で使ったプリントも全部残していて、「こんな学説や考え方があるよ」と生徒たちの興味を引きつける材料に活用しています。中間と期末に実施する授業についてのアンケートに「先生の授業で歴史が面白くなった」というコメントを見ると、教師になって良かったと心から思います。