公開講座 東京キャンパス

令和元年度板橋区教育委員会共催公開講座 座『共通テーマ「伝える力」』

日 時 令和元年9月24日~11月19日の第1火曜日 全6回
 18:00~19:30
会 場 淑徳大学東京キャンパス5号館
 (板橋区前野町2-29-3)
対 象 区内在住・在勤・在学で、原則として全日程受講できる方
定 員 260人
受講料 6回で2,000円
 (※講座1回目の時点で65歳以上の方・高校生以下の方・障害者手帳をお持ちの方は1,000円)
申込み 往復はがき(1人1枚)または電子申請で板橋区へ
申込み先 〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
 生涯学習課生涯学習推進係
共 催 板橋区、淑徳大学

各回の講義概要

令和元年9月24日(火)
 18:00〜18:20
開講式挨拶 淑徳大学 副学長
下山 昭夫
令和元年9月24日(火)
18:20~19:30
外国人に「伝える力」から 講師
白寄 まゆみ
東京開催のオリンピックを前に、海外からの観光客が急増している東京。観光客の多くは、日本語学習歴があり、日本語での交流を望んでいるという調査結果もあります。一人ひとりが「おもてなし」の心の表れとして、「伝える力」を意識しコミュニケーションをとることにより、外国人とも容易に交流することができます。冊子・動画を使い、「伝える力」を再発見していきます。
令和元年10月1日(火)
18:00~19:30
漢字の魅力―古代漢字が伝える世界― 講師
小川 博章
私達が使用している漢字のルーツは、約三千年前の「甲骨文」です。牛の肩甲骨や亀の腹甲に刻された内容は、国家や王家の占いに関するものがほとんどで、祭政一致の社会を髣髴とさせます。古代文字に表現された字形や構成を学ぶことで、古代中国の社会や文化、産業、宗教等の姿を理解することができますし、人々の生活を垣間見ることさえできそうです。文字の表現から古代人の心が伝わるかもしれません。
令和元年10月15日(火)
18:00~19:30
ベストセラーに学ぶ「伝える力」 講師
杉原 麻美
多くの人の支持を集めるベストセラーを生み出すには、まずターゲット層に効果的に「伝わる」ことが不可欠です。ベストセラーの具体例をまじえて、日常生活に応用できる「伝える力」について学びます。
令和元年10月29日(火)
18:00~19:30
韓国コンテンツ産業の現在 講師
田中 則広
地理的には日本や中国などの大国に囲まれながらも、2000年代以降、ドラマや映画、それに音楽からファッション、料理に至るまで、様々な文化コンテンツの発信でその存在感を示してきた韓国。日本や中国などの周辺国と比較すると、圧倒的に国内市場が狭いこともあり、以前から海外を意識しながら情報発信に取り組んできました。本講座では、この国の文化コンテンツ発信を牽引してきたドラマを中心に、韓国コンテンツ産業の「伝える力」の現状を紹介します。
令和元年 11月5日(火)
18:00~19:30
広告にみる「伝える力」 講師
野村 浩子
インターネット広告の総額が、テレビCM費とほぼ並び、今年ついに追い越すことが見込まれます。お茶の間で家族全員がテレビを囲んだ「サザエさん」のような時代の広告から、スマートフォン片手にそれぞれが画面に向かう時代の広告に――インターネット、そしてソーシャル・メディアが浸透するなか、広告表現がどのように変化しているかを紹介します。
令和元年11月19日(火)
18:00~19:10
文豪の「伝える力」 内田百閒の「東京日記」 講師
星野 英樹
内田百閒が昭和13年(1938年)に発表した23の小編からなる「東京日記」は、丸の内、銀座、神楽坂、皇居周辺など当時の東京の街並みを、独特の表現で描き出しています。 作品で多用される百閒独自の文体、修飾表現に注目するとともに、昭和、平成、そして令和への街並みの変化を写真で確認しながら、「東京日記」の豊かな文学的表現の魅力を解説していきます。
令和元年11月19日(火)
19:10~19:30
閉講式挨拶 淑徳大学 副学長
下山 昭夫
※隔年開講により開設されますが、令和3年度は新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、中止となりました。