センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

4年間の学びを通して見つけた福祉マインドの活かせるゼネコンの仕事

内定先 大成建設株式会社
林 優奈さん
総合福祉学部 社会福祉学科 4年生(2022年取材時)
文教大学付属高等学校 出身
林 優奈さん01

1年次の実習でリーダーを担当
達成感と同時に感じた実務の難しさ

社会福祉士として児童・障がい者支援に関わる仕事がしたいと考えはじめたのは、高校3年生の頃。その夢を実現するべく、実践的な学びや資格試験対策が充実している淑徳大学社会福祉学科への入学を決ました。
 
入学後は福祉の幅広い分野を基礎から学び、実践を通して知識を積み重ねる日々。特に、特別養護老人ホーム「淑徳共生苑」を訪ね、1年次から福祉の現場を体験できる「相談援助実習Ⅰ」は印象に残っている授業です。実習の最終日には、自分たちが考えたレクリエーションを実施。リーダーとしてメンバーの意見をまとめながら企画を立て、実際に楽しんでもらえた時は嬉しかったです。同時に、コミュニケーションの重要性や意見をまとめることの難しさも実感。社会に出てからも役立つ力を身につけることができた実習だったと思います。

学内外の活動にも積極的に参加
主体性を磨き、成長を感じた

また、アドミッションスタッフやボランティアなど、学内外問わずさまざまな活動に参加したことも大事な思い出の一つです。1年次から所属しているアドミッションスタッフの活動では、3年で企画部の部署リーダーを務めることに。アンケートや会話から来場者の想いを吸収し、ニーズを見極めた上での企画立案を心掛けてオープンキャンパスの運営に尽力しました。なかでも忘れられないのは、私が担当した高校生が第一志望で淑徳大学に入学してくれたこと。さらにアドミッションスタッフの活動にも参加してくれて、本当に嬉しかったです。
 
こうしたさまざまな活動を通し、「みずから積極的に行動する」という主体性を養うことができました。大変な時期もありましたが、自分の成長を感じられる4年間だったと思います。

培ってきた福祉マインドで
働き方改革にも挑戦したい

就職活動は、「人を尊重し、互いに高めあいながら、チームで一つの目標に向かって取り組む仕事がしたい」という、大学での学びから見つけた軸を持って取り組みました。進路先として関心を抱いたのは、建設業界やスーパーゼネコン業界です。大きなプロジェクトにチーム一丸となって取り組むだけでなく、後世に残り続けるものづくりを通し、人々の暮らしを支えることができる仕事に惹かれました。
 
卒業後は事務職として働きますが、ゆくゆくは会社内の「働き方改革」にも携わっていきたいと考えています。ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、誰もが働きやすい職場環境を整えることは、これまで私が淑徳大学で培ってきた「福祉マインド」にも通じているはずです。4年間の学びで得たものの見方や考え方を、将来も役立てていきたいと思います。