センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

発達障がいの知識に精通した保育士として
子どもたちの成長を支える存在に

内定先 千葉市公務員保育士
高梨 由貴さん
総合福祉学部 教育福祉学科 学校教育コース 4年生(2022年取材時)
千葉県立大多喜高等学校 出身
高梨 由貴さん01

授業やボランティアを通して理想の保育士像を見つけた

私の将来の夢は、保育士になること。なかでも、発達障害のある子どもの支援に興味があり、その専門知識を学べるカリキュラムや実習が豊富な淑徳大学への入学を決めました。
 
1年次は、教育学や心理学など幅広い学びに触れ、大学での勉強の面白さを実感しました。特に、興味のあった特別支援の授業を受けたときは、「もっとこの知識を深めたい!」という意欲があふれてきたのを覚えています。
 
また、ボランティアや幼稚園のアルバイトを通して、授業外でも子どもたちと関わる活動にも積極的に参加。所属していたボランティアサークルでは、鬼ごっこや遠足といった小学生向けのレクリエーションイベントを企画、運営していました。ボランティアで子どもたちと楽しくふれあい、幼稚園アルバイトで幼児教育の現場を知ることで、将来自分がなりたい保育士像を描くことができたと思っています。

座学では学べない気づきを得た発達臨床研究センターでの実習

3年次から実習が始まり、座学では学べないさまざまな気づきを得ることができました。なかでも、4年次に参加した「発達臨床研究センター」での実習は特に印象に残っています。発達臨床研究センターは、淑徳大学のキャンパス内にある、発達につまずきや気がかりのある子どもたちが通所する療育・相談機関です。
 
実習を行う上で気づいたのは、「観察力」の大切さ。子どもの様子を注意深く観察し、なぜその行動をしたのか、なぜその発言をしたのかなど、背景には何があるのか考えることが、より良い支援につながるのだと学びました。

学びの姿勢を忘れずに、子どもたち一人ひとりと向き合う保育士に

淑徳大学は、優しくて教育熱心な先生方が多く、目標を持って取り組む学生を手厚くサポートしてくれる環境があると感じています。私も、不安なことや大変だったことはたくさんありましたが、そうしたサポート体制があったからこそ充実した学生生活を送ることができました。
 
卒業後は、大学で学んだ発達支援の知識を糧に、夢だった保育士として働きます。就職してからも学び続ける姿勢を忘れずに、障がいのある子も、そうでない子も、それぞれが理解し合えるような保育を心掛けていきたいです。