センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

授業や教育実習での気づきを活かし
「日本一授業が上手な教員」になりたい

内定先 東京都 中学・高等学校(保健体育科教員)
前田 丈一郎さん
総合福祉学部 教育福祉学科 健康教育コース 4年生(2022年取材時)
実践学園高等学校 出身
前田 丈一郎さん01

授業や実習を通して改めて気づいた「教えること」の面白さ

私は、教員になりたいという夢を抱いて淑徳大学に入学しました。1年次の「教職体験研究」では、リアルな教育現場を体験。教員の役割や職務内容を早くから知ることができ、ここでの学びが教員をめざす自分の基盤となったと思います。
 
2、3年次の授業は、より実践的で専門的な内容になっていきました。なかでも印象に残っているのは、授業内で模擬授業に挑戦したことです。学習指導実施要領を理解した上で、指導計画の作成、教材開発などに取り組み、最後にクラスメイトに向けて模擬授業を行いました。模擬授業を通して、改めて「自分は人に教えることが好きだ」と感じ、進路に対する想いが一層熟成されたように思います。
 
そして、これまでの学びを糧に挑んだ4年次の教育実習。実際の教育現場を経験することで、それまで気づかなかった自分の強み・弱みに気づくことができただけでなく、教員として働く上でのやりがいを見つけることもできました。生徒たちと過ごした時間は、辛さを感じさせないほど楽しく、今でも自分にとってかけがえのない思い出となっています。

充実した大学生活を送るコツは1日1日の学びにしっかり向き合うこと

淑徳大学での4年間は、ここでしか得られないものがたくさんあったと感じています。私は1年次に腰を怪我して歩行が難しい時期があったのですが、友人や先生方など、周りの人々が親身にサポートしてくれたのを今でも覚えています。そうした温かい人達との出会いは、淑徳大学に入ったからこそ生まれたもの。周囲に恵まれ、楽しい日々を送ることができたと思います。
 
しかし、楽しく、実りのある大学生活になるかどうかは、すべて自分自身にかかっています。大切なのは、1日1日を大切に、その日やるべきことにしっかり取り組むこと。そうすれば、自分の目標に近づくだけでなく、充実した4年間を送ることができるはずです。私も大学での生活や学びを糧に、日本一授業が上手い教員をめざして、これからも精進していきます。