センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

臨地実習を通して見つけた子どもたちと接する栄養士への道

社会福祉法人どろんこ会 メリーポピンズ★市川ルーム 勤務
宮澤 碧衣さん
看護栄養学部 栄養学科 2021年卒
千葉県立安房高等学校 出身
宮澤 碧衣さん01

手厚いサポートを受けながらスポーツ栄養の勉強に励んだ

淑徳大学 栄養学科を選んだのは、スポーツ栄養学を学びたいと思ったからです。高校生のころに読んだ淑徳大学のパンフレットに、スポーツ栄養の道を志して就職した先輩のインタビューが載っており、同じ環境で学ぶことで私自身もその道につながるチャンスがあると感じ入学を決意しました。

淑徳大学に入学してなにより感じたのは、教員との距離の近さです。授業内容や進路の相談だけでなく、プライベートな話題も気さくに話せる雰囲気のなかで大学生活を送ることができました。

たとえば、私が「スポーツ栄養セミナーを受けたい」とある教員に相談した時のこと。周りにいた別の教員や助手の先生方までもがセミナー先を一緒に探してくれました。そうした学生一人ひとりを親身にサポートしてくれる環境があったからこそ、国家試験や就職活動にも安心して取り組むことができたと思います。
宮澤 碧衣さん02

食育に挑戦した臨地実習が将来の道を選ぶきっかけに

進路を選択するきっかけとなったのは、臨地実習で小学校を訪れたことがきっかけです。臨地実習では、小学校で食育を実施しました。授業で得た知識を生かし、子どもたちにどうすれば食の大切さが伝わるのか試行錯誤し、食育に挑戦。その時の子どもたちの楽しそうな様子を見て、「子どもたちと接する栄養の仕事がしたい」という、本当の自分の夢を見つけることできました。

また、この臨地実習や授業を通して、管理栄養士はリーダーシップを発揮して調理員全員をまとめ、自主的な判断で指示を出す役割が求められることを学びました。実際に仕事をしてみると、その役割を果たすためには周りからの信頼がなにより大切だと感じています。淑徳大学で学んだ管理栄養士としての姿勢、そして和やかな雰囲気のなかで教員や友人たちと信頼関係を築いてきた経験は、仕事をする上で大いに活かされていると思います。

日々の業務を通して学びを深め子どもたちによりよい食経験を

「子どもたちと接する栄養の仕事がしたい」という夢を叶え、現在私は管理栄養士として保育園で働いています。業務は、昼食の調理・盛り付け・配膳だけでなく、午前午後のおやつの準備、食材発注、食育計画の決定など多岐にわたります。毎日たくさんの子どもたちと接しながら、責任感をもって業務に励んでいます。

3年目となる今年の目標は、自分の考えや計画を積極的に提案し、実行に移していくこと。どんなことにも挑戦してもらえる環境があるので、より一層学びを深め、子どもたちによりよい食経験を提供していきたいと思います。