センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

4つの領域から「人」と向き合い、
人に寄り添う支援者に

須藤 紗希さん
人文学部 人間科学科 1年(2023年取材時)
西武台高等学校 出身
人間科学科須藤紗希1

「心理」も「福祉」も学びたい。その想いに応える人間科学科のカリキュラム

私は小さいころから、子どもたちが抱える悩みに寄り添うスクールカウンセラーという仕事にあこがれ、「心理学」を学びたいと考えていました。しかし、高校2年生の時に祖父が体調を崩したことをきっかけに「福祉」にも興味を抱くように。進学先としても、「心理」と「福祉」の両方を学ぶことができる学科を探していました。
 
そこで出会ったのが、淑徳大学 人間科学科でした。興味のある心理と福祉だけでなく、教育や健康といった4つの領域から横断的に学ぶことができるのも魅力に感じました。4つの領域にふれることで視野が広がり、将来の選択肢も増やすことができると思い日々勉強に励んでいます。

すごろく制作を通して、その中にある心理学性に気づいた

入学後は、心理、教育、健康、福祉の4領域すべての基礎概論から学びがスタート。なかでも「心理学概論」という授業で行った「自己紹介すごろく」はいまでも印象に残っています。
 
「自己紹介すごろく」は、すごろくのマス目に好きな食べ物や出身地といった、その人を知るためのお題を記載していくというもの。レクリエーションとして楽しむだけでなく、リーダーシップを発揮してまとめる人や、実際の制作に注力する人など、すごろくを作るという授業の中でそこにさまざまな心理学性が見られることを学びました。入学後まもなく行われた授業だったので緊張もしましたが、学科の仲間たちと交流を深めることができるきっかけにもなったと感じています。

資格取得やボランティア活動など、4年間を通して挑戦を続けたい

将来の夢は、悩みを抱えている人に寄り添うことができる支援者になること。そのためには、人の気持ちやその背景にある事象を多方面から考える力が必要だと考えています。人間科学科の学びは、あらゆる角度から人と向き合うことがテーマ。だからこそ4つの領域をしっかり理解することで、その状況や個人に適したサポートの形がきっと見えてくるはずだと思っています。
 
また、卒業までには認定心理士や福祉心理士といった資格の取得やアルバイト、ボランティア活動などさまざまなことに挑戦していきたいです。4年間で多くの経験を積み、支援者としてどんどん成長していけたらと思っています。