センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

多彩な表現力を身につけ、
マルチに活躍する声優になりたい

鎌田 環さん
人文学部 表現学科 3年(2023年取材時)
細田学園高等学校 出身
表現学科鎌田環1

声優という夢に向かって、表現力を磨く日々

私の将来の夢は、声優になること。小さい頃から兄弟の影響でアニメや演劇を見て育ち、演技やナレーションに興味を持ちました。大学でも声の表現について学びたいと思い、淑徳大学 表現学科を志望。音声表現はもちろんですが、文芸表現や編集表現など、さまざまな表現のかたちを学ぶことができるのも魅力に感じました。
 
淑徳大学 表現学科には、個性豊かな学生たちが集まっています。本が好きで文章表現に興味のある人がいれば、なかには私と同じように声優をめざしている人も。志を同じくする仲間とともに切磋琢磨しながら、夢に向かって表現力を磨くことができていると思います。

ラジオ番組制作を通して深まった仲間との絆

表現学科では、1年次に全員が参加する演劇の授業があるなど、チームワークを必要とする授業が多くあります。
 
2年次の「表現文化研究I(放送表現)」では、10分間のラジオ番組の制作に挑みました。5~6人でグループを作り、番組の脚本作りから収録までを役割分担しながら行います。私は本番の音響と、ラジオ内で流れる15秒CMのナレーションを担当しました。時間ぴったりに声を当てるためには、ゆっくり話しても早口でもNG。スピード感をつかむのはとても難しかったです。
 
時間の許す限り何回も撮り直し、ようやく番組が完成したときは達成感もひとしお。一緒にラジオを作り上げた仲間たちとの絆もより一層深まったように感じました。

プロ声優による指導のもと、アニメのアフレコにも挑戦

プロとして活躍する声優の方から直接指導を受ける授業も、印象に残っています。その授業では、基本的な声の出し方から、役を演じるうえで大切な雰囲気づくりなどを指導いただき、アニメのアフレコに挑戦。講師の方から指摘されたのは、「セリフの言い始めだけ強く声が出てしまっている」ということでした。アドバイスをいただいたことで自分でも分からなかった癖に気づくことができました。以後、始めの一声を意識するようになり、また一歩成長したのを実感しました。
 
声優という仕事は、今やナレーションやアフレコだけでなく、歌手や役者、タレントなどその活躍の場も広がっています。マルチに活躍していくためには、声の表現や演技に関する知識だけでなく、文芸表現の分野で学んだ歌詞の書き方なども将来役に立つはずです。これからも夢に向かって、多彩な表現力を身につけていきたいと思います。