センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

より良い未来を実現するために
「地方創生」の推進に貢献したい

地域創生学部 地域創生学科 2年生(2024年取材当時)
千葉県立我孫子東高等学校 出身
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地域の活性化が日本の活力になる

高校生になってから少しずつ視野が広がり、社会のさまざまな問題に興味を持つようになりました。未来の日本をより良い国にするために、自分たちに何かできることがあるだろうか?そう考えていた時に、テレビで「地方創生」を取り上げた番組を見たのです。地域を活性化することが、地方の人口減少に歯止めをかけて、日本全体に活力をもたらすという政策に共感して、「地方創生」を学べる大学を探した結果、淑徳大学の地域創生学部が開設されることを知りました。さまざまな地域を訪れて調査を行い、体験する地域実習科目が豊富なことに魅力を感じて、新設学部の第一期生として入学することを決めました。

暮らしや文化の調査に伴う責任と倫理

1年次から地域理解実習が始まり、社会・行政、文化、産業、資源など、さまざまなテーマから地域理解を深め、報告・発表へと繋げていきます。文献やネットなどの限られた情報だけで判断するのではなく、実際に地域に入って自分の目で確かめ、住民のみなさんと交流しなければ、良さや課題がわからないことを、体験を通して学びました。統計データの取り方やインタビューの作法、アンケート作成の手順など、地域を調査するさまざまな方法を習得することも重要です。調査に応じてくださる方々への心配りも必要ですし、調査結果を何に利用し、どのように公開するかについて了承を得なければなりません。それぞれの地域が大切にしている文化や暮らしを詳細に調査するには、責任と倫理が求められることを知りました。

学園祭を通して先輩や他学部と交流

地域創生学部には先輩がいないので、他学部の先輩や学生と交流するために、学園祭実行委員会に所属しました。盛況のうちに学園祭を終えて、打ち上げの席で先輩から「一緒に活動してくれてありがとう」と言われた時はうれしかったですね。自分が必要とされているのを実感しました。授業は少人数制なので、先生に質問や相談がしやすい環境です。先生も親しみやすい方ばかりで、研究室で一緒にコーヒーを飲みながら、世間話や過去のエピソードについて聞くこともあります。まだ将来の目標は具体的になっていませんが、地域を支える仕事に就きたいと考えています。地域の人たちが穏やかに楽しい日々を過ごせるように、「利他共生」の精神に基づいて地域の暮らしに貢献することが目標です。地域創生学部の第一期生として、しっかり足跡を残したいですね。
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