センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

私たち自身が楽しまなければ
子どもたちを笑顔にできない

保育園ナチュラル浦和園 勤務
教育学部 こども教育学科 幼児コース 2024年度卒業
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4年制大学ならではの学びに期待して

私は早い時期から保育士をめざしていましたが、より高い専門性とスキルを身に付けたいと考えて、専門学校や短期大学ではなく4年制大学への進学を選択しました。淑徳大学を志望したのは、実際の現場に行って実習する機会が多いことや、地域の親子とふれあう子育て支援プログラムがあることに魅力を感じたからです。1年次からの実習やボランティア活動に参加できるので、早いうちから保育士としての実践力を身につけられると思いました。保育現場の空気にふれることは、保育技術はもちろん、保護者との信頼関係のつくり方も勉強する機会となり、淑徳大学の学びの環境は、私が理想とする保育士像に近づけると思いました。また、育児セラピスト1級の資格を取得して、保護者の支援に貢献できることもポイントです。

保育の現場体験から気付きと刺激を得る

子どもと接することが好きだったので、自分の中では保育士の仕事について具体的なイメージを持っていました。でも、実習で現場を体験してみると、改めて気付かされることが多く刺激になりました。子どもが楽しむためには、まず私たち大人が全力で楽しむことが大切です。鬼ごっこの時に手加減していたりすると「本気を出して!」と言われてしまいます。私たちが声をかけなくても、楽しそうにしていると子どもたちが興味をもって「何をしているの?」「私も一緒にやりたい」と近くに寄ってきて、一緒に遊び始めます。こうした経験から、子どもを楽しませることに懸命になるより、大人自身が楽しむことで子どもを遊びに引き込めるということを学びました。

就職活動の不安は抱えずに相談して解消

4年次になると、幼稚園と保育所で実習しながら就職活動のスタートです。就職活動の進め方がわからなかったので、不安を抱えながらキャリア支援室で進路についての個別面談を受けました。自分の状況を話したところ、保育業界の就職活動の流れや、先輩たちの経験談などを教えていただき、気持ちが楽になりました。淑徳大学の4年間で基礎をしっかり学び、実習の場でスキルとして自分のものにできているかを検証してきました。課題や弱点を自覚するたびに、克服すべく努力してきたことが、成長の実感と保育士としての自信になっています。いま私が目標にしているのは、子どもの目線で物事を考え、その繊細な心に寄添いながら成長を見守る保育士。そして、保護者からも厚い信頼を得られる保育士です。