学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
「教育は人なり」を胸に刻んで
子どもたちと共に成長する教員に
埼玉県公立小学校 勤務
教育学部 こども教育学科 初等教育コース 2024年度卒業
現場を経験する機会の多さに惹かれて
小学校の教員になりたいと思っていた私は、ただ教員採用試験に合格するだけでなく、自分の力を伸ばせる環境で4年間を過ごしたいと考えていました。自分なりに進学先を検討する中で、淑徳大学の夏のオープンキャンパスに参加したのです。少人数制で先生方との距離が近いことや、教員採用試験に向けたサポートが手厚いことを知り魅力を感じました。決め手になったのは、1年次から小学校へ実習に行くなど、教育現場を経験する機会が多いことです。実践的なカリキュラムで教員としての力を養えると感じた私は、迷わず淑徳大学を志望しました。1年次はまだコロナ渦だったので、授業は対面とオンラインが半々でしたが、新しい知識を吸収するのはとても楽しい体験でした。友人が増え、アルバイトを経験し、学園祭実行委員会に所属して先輩とも交流するなど、思い描いていた大学生活が実現できました。
年間を通じて授業と学級運営について学ぶ
2年次に履修した学校「インターンシップⅡ」の授業では、1年間を通して週に1度小学校で実習を行い、少しずつクラスがまとまっていく過程や一人ひとりの生徒が成長していく様子を身近に感じることができました。運動会や音楽会、新入児説明会などの行事にも参加し、準備や指導の仕方、立ち居振る舞いについても見ることができたのは、とても勉強になりました。私自身が実際に現場を経験してわからないこと、疑問に思ったことにも丁寧に答えていただき、担当の先生には感謝しています。それまでは自分がどんな教員になって、どんな学級をつくりたいのかが漠然としていました。実際の授業や学級運営を見たことにより、少しずつ具体的に考えられるようになったのは、大きな収穫でした。
実習やイベントの体験が自身の成長に繋がる
専門ゼミも2年次から始まり、仲間たちと討論をしながら学びを深める喜びを知りました。学外での実習や体験をする機会が増えて、体験型農園で子どもたちと一緒に自然とふれあったり、地域と連携したフレンドシップ事業でイベントの運営を手がけたりしました。学校から離れた環境で子どもたちと関わる機会は、実習とか違った学びがあり、有意義な経験となりました。また、ゼミやサークルの代表が集まるリーダーズキャンプに参加するなど、学内外の人々との交流から多くを得ることができました。教育実習では、改めて教師という仕事のやりがいと魅力を感じました。実習の終了時に子どもたちから「山下先生、授業しないの?これからも毎日来てほしい」と言われて、涙が出そうなほど嬉しかったことが忘れられません。淑徳大学の4年間で学んだことを活かし、「教育は人なり」という言葉を胸に、子どもたちと共に成長し続ける教員をめざします。
センパイ!
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