大学に進学して生物を学ぶか、文章を学ぶかの選択に迷っていました。悩んだ結果、自分の夢は生物よりも文章に傾いていて、独学で学ぶのは難しいと考えて淑徳大学の表現学科を選びました。この学科なら、演劇や映像、美術作品など幅広い表現分野について学ぶことができて、創作の土台となる自由な発想力を身に付けられると思いました。その力は自身の作品を生み出すうえで大きな武器になると考えました。また、東京キャンパスは美術館や博物館、劇場といった、自分の好きな文化施設へアクセスしやすいのも魅力のひとつでした。
1年次の最初の授業から「文芸作品研究Ⅰ」で物語の始まりを書き、「創作表現技法Ⅰ」ではエッセイを執筆するなど、実践的な内容に刺激を受け、触発されました。授業内で自作のエッセイが選ばれて、実際に活躍している作家の方から講評を受けたことは大きな自信に繋がりました。いまも作品の執筆に取り組んでいて、文芸誌や小説サイトの新人賞への応募を目指しています。