学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
思いやりに満ちた「利他共生」が
私の看護感の原点になっている
内定先 順天堂大学医学部附属浦安病院
看護栄養学部 看護学科 4年生(2024年取材当時)
先輩の姿に理想の看護師像を見出した
小さい頃から看護師になることを夢見ていました。人の命を救い、健康を支える仕事に就いて、世の中の役に立ちたいと願っていたからです。その夢を実現するために、進学する大学は慎重に選びました。淑徳大学のオープンキャンパスに参加した時に、先輩方の優しく丁寧な応対や、自立して行動されている姿に、私が思い描いてきた理想の看護学生像を見出したのです。さらに、実習室や図書室、ラーニングコモンズなどの学びを支える施設が整っていて、快適で充実した学生生活を送ることができると感じたことから、本学看護学科への進学を志望しました。その印象は入学後も変わることがなく、先生や友人にも恵まれて、実り多い4年間を過ごしたのです。
医療現場の体験により責任の重さを自覚
2年次になって、履修する科目が多くなり、グループワークの結果を人前で発表する機会が増えました。最初は戸惑いましたが次第に慣れて、効果的に自分の考えを人に伝える力を獲得できました。実習で医療の現場を体験したことにより、多職種連携の必要性が高まっている医療・福祉業界の一員であることを自覚し、責任感が強くなったと感じています。ゼミや実習で知り合った友人と遊ぶことが増えて、交友関係が広がったのは嬉しかったですね。忙しいスケジュールの合間に、ボランティアサークルでの活動や学園祭などの学校行事にも参加して、違う学科の学生や先輩後輩との関係を深めることができました。勉強のアドバイスや学校生活に必要な情報を共有は、看護師免許の取得や就職活動の際に役立ちました。
理解しようと努力する姿勢を大切に
淑徳大学が掲げる建学の精神「利他共生」は、他人への思いやりを表していて、私が就職する病院の学是である「仁」の精神に共通するものがあります。4年次に履修した仏教看護の授業では、患者さんの心を全て理解するのは不可能だとしても、理解しようとする姿勢が思いやりのある看護に通じることを学びました。「福祉マインド」に満ちた本学ならではの学びが、私の看護に対する考え方に大きな影響を与えています。これから私は臨床の現場に向き合い、患者さん一人ひとりに合わせて、心のこもった看護を提供したいと考えています。新人のうちは勉強して覚えることが多いため、目先のことに追われて余裕がないかもしれません。しかし、患者さんの立場で考えることを忘れずに、安心を提供するために自己研鑽を欠かさない看護師を目指します。
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