学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
現場の経験を重ねることが
迷わず目標へと向かう自信に
内定先 千葉県 特別支援学校
総合福祉学部 教育福祉学科 健康教育コース 4年生(2024年取材当時)
グループワークの交流が視野を広げた
高校時代から特別支援教育に携わりたい、と思っていた私が進学先の大学を選ぶ条件は、千葉県内で特別支援学校の教員免許と中高保健体育の免許を一緒に取れることでした。淑徳大学はその条件を満たすと同時に、1年次から教員採用試験の対策が始まるなど、教員になるための環境が整っていることに魅力を感じて志望しました。中学校の特別支援学級教員になりたかったのと、運動が大好きだったことから、基礎免許は中高の保健体育を選択しました。期待した通り、1年次からカレッジアワーで学校を見学したり、グループで研究調査をしたりする機会があり、教育現場の課題について自分なりに考えることができました。また、クラスを越えて多くの人とコミュニケーションを取ったことが、視野を広げるきかっけになりました。
子どもたちとの関係に成長を実感
大学生活の中で、3年次が最も濃い時間を過ごした印象があります。授業や教壇に立って先生役を務め、たくさんの模擬授業を経験したことは、今でも忘れられません。模擬とはいえ人前で授業をするのは初めてです。最初のうちは緊張しましたが回数を重ねるごとに慣れてきて、良いところと悪いところがわかってきます。人の授業を見ることも気付きや発見に繋がるので、とても深い学びができたと思います。ゼミ活動が始まって、今まであまり接点のなかった先輩や同級生と話す機会が増えたため、自分とは異なる価値観や考え方に刺激を受けて、触発されることも多々ありました。また、「ちば!教職たまごプロジェクト」で初めて特別支援学校に行って現場の空気に触れ、障がいのある持つ子どもたちと関係を深める中で、自身の成長の手応えを感じました。
特別と通常の交流を増やしていきたい
淑徳大学は規模が大き過ぎず、クラスも少人数なので授業でも進路の相談でも、先生が親身になって話を聞いてくれます。そのおかげで迷うことなく特別支援学校教員に挑むことができました。実践的な授業だけでなく、カレッジアワーや学生ボランティアなど教育現場に足を運ぶチャンスが多く、貴重な体験を重ねられたことで自信を得ました。これから特別支援学校で勤務しながら知識とスキルを磨き、子どもたちの障がいに応じて学習活動をより充実したものにしたいと考えています。いつか特別支援学級の担任として、通常学級との交流を増やしていく、特別支援学級と通常学級が、当たり前のように関わっていく社会をつくることが夢です。
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