学生さんへのインタビュー 1年 忍足さん

Q:入学されて2か月たちますが、大学院に入学されていかがですか?
A:コロナ禍ですが、対面授業の他に遠隔授業もあり、議論の場を確保していただいています。
1年生は私を含めて3名で、講義や、担当テーマを決めてプレゼンテーションなどの形式となっています。
選択授業は先輩との交流の場にもなり、研究に関する相談などもさせていただいています。
Q:他学年の方とも一緒に授業を受ける機会があるのですね。
A:選択科目によっては先輩と一緒に受ける科目もあります。
他の院生からは1人の科目もあると聞いていますので、科目による違いはあると思います。
Q:学生数が少なく手厚くなる一方で、院生同士の交流が少なくなるという面もあるのですが、授業の中での交流を持つこともできているのですね。
ほとんどの院生さんが仕事を持ちながら通学されていますが、忍足さんはどのように両立なさっていますか?
A:もともとスケジュール調整はうまくありません。 指導教員の先生や、先輩に助言をいただきながら進めています。
Q:どのような助言がありましたか?
A:ゴールまでのプロセスを見据えて、外せないポイントを押さえながらスケジューリングをすることは、指導教員の先生からアドバイスをいただいて取り組んでいることです。
先輩からは、発表会などのポイントとなる行事がどのようなものかや、どのように準備をしたのかなど、具体的な体験を教えていただき、準備をすることができています。
ですが、まだうまくいかないことの方が多いです。
大学院在学中に、修了後も見据えて時間の使い方も上手になるようにしていきたいです。
Q:特に気を付けたり意識したりしていることはどのような事ですか?
A:仕事と学業は時間で区切り、メリハリをつけるようにしています。
残業などもありますが、授業がある日に関しては領域の方に説明し、配慮をしていただいています。
また、睡眠時間を確保することについても助言をいただいたので、気を付けています。
Q:今はどのようなことに取り組まれていますか?
A:研究テーマの絞り込みについて少し進んだところです。
臨床での体験を振り返る中で、印象に残ったことや困ったことなど、対人関係に関連する内容が多いことがわかってきたので、対人関係に関する部分でテーマを絞り込んでいきたいと思っています。
Q:これからクリニカルクエスチョンからリサーチクエスチョンにブラッシュアップしていくところなのですね。
A:はい。 これから、研究を進めるうえでのプロセスや手順、作法のような部分についても身に着けていきたいと思っています。
Q:修士は研究者としての第1歩ですから、そういう部分を身に着けることも大事ですよね。
臨床で働かれていて大学院へというの、環境も違いますし、勇気がいったのではないですか?
A:そうですね。 仕事との両立や大きな環境の変化への不安もあったのですが、以前から研究職に関心があり、
いつかはと思ってきたところでもあったので、同級生などにも相談をして、やってみようと思い踏み出しました。
Q:そうなのですね。大学院は楽しいですか?
A:大学院に入り、1週間がもう終わってしまうと感じるようになりました。
忙しくて大変ではありますが、充実していると感じます。
Q:今後の抱負を教えてください。
A:自身の知識を向上させて、研究の結果においては現場の方に還元できるようにまとめていきたいと思います。
インタビューアー;佐佐木