人文学部 人間科学科

教員が語る、人間科学科

taidantop
学びを通じて人間を理解し、自分を知る。
人間的な成長につながる機会が、ここにある。
淑徳大学だからこそ、4領域を 統合した深い学びが得られる
長谷川
この学科は、これまで淑徳大学が培ってきた学びのなかで、心理・福祉・教育・健康の4領域が統合されています。このため、「人間とは何か」という広大で複雑なテーマを学際的に学べるところが強みです。その中で私たちは、専門知識や技術を身につけ、実践力のある心理的サポートに強い支援者の育成をめざしています。

武内
大学の建学の精神につながる「共生」の気持ちを持った人材を育む学科でもあります。心理の視点から話すと、心理職では、支援を必要とする人の目線やペースに合わせることや、すべての人の可能性を考える姿勢が大切なのですが、そういった力を身につけられます。
長谷川 
4領域に枠がなく、領域間を行き来して自由に学べる点も特徴ですね。さまざまな領域を学修することで学問の裾野が広がり、社会に出た時、自分の頭で考え、応用力を発揮する人へと成長していけるでしょう。
hasegawa2
魅力ある科目や実習を通じて 豊かな人間性と実践力を育む。
長谷川 
高校生の皆さんの中には、まだ明確な将来像がない方も多いと思いますが、焦る必要はありません。幅広く魅力的な科目に触れ、実験や実習での体験を通じて、自分が本当にやりたいことをじっくり探してみてください。

武内
そうですね。心理系科目も、スポーツ心理学やストレスマネジメントなど、身近なテーマを学問として学んだり、各学会の認定資格を取得できたりとバラエティに富んでいます。専門的な実験や実習は、事前準備の学修をしっかり行うカリキュラムなので、安心して取り組めます。また、実験器具や専門書籍などを設置した共同研究ルームをつくり、学生たちが集って学び合える環境を整える予定にしています。
takeuchi
長谷川 
今の時代だからこそ、人と人が関わり合うコミュニケーションが重要ですね。読書や映画鑑賞などで人間が営む社会や文化を見つめ、感性を高めることも大切です。私たちが、学生の潜在的な可能性を引き出すサポートをしていくので、何にでも関心や疑問を持ち、貪欲に学ぶ姿勢であってほしいと思います。
公認心理師など専門職として活躍する道も開かれる。自分の未来を自分で決めていける。
武内 
学科カリキュラムは、国家資格である公認心理師の学部要件を満たしています。学生が現場のイメージを描けるよう、4年次の心理実習では、複数の分野に挑戦できる構想を練っています。そのほかにもめざせる資格があり、専門職への可能性が広がっています。

長谷川 
人間科学は、社会が大きく変化している今、学ぶ意義の大きな領域です。未来への期待を持って飛び込む皆さんを待っています。