人文学部 歴史学科

授業・カリキュラム

歴史学入門

歴史学入門
この授業は大学に入学した1年生がまず、はじめに学ぶ専門の科目です。大学で歴史学を学ぶことの意味や卒業論文を執筆するまでの四年間に大学でどのような学習をするのかについて歴史学科の6人の教員が毎週順番に講義します。考古学・日本古代史・日本中世史・日本近世史・東洋史・博物館学などの幅広い分野について、関連する史資料や最新の研究動向についてお話します。歴史学に没頭できるこれからの大学生活をイメージすることができるでしょう。

担当教員:村松 弘一教授からのメッセージ
歴史学入門の授業のなかで、毎年、歴史エッセー大賞という企画をおこなっています。「生活のなかに歴史をみる」をテーマに、学生のみなさんに800字のエッセーを書いてもらい、学生相互で読み、全員の前でプレゼンテーションをして、学生が投票をして大賞を決めます。題材は「フグの歴史」「自動販売機の歴史」「日本人と猫」、そして「志賀直哉から見た感染症」まで多種多様、何でもありです。高校までの教科書に書かれた有名人の功績や事件・戦争などの出来事を暗記する日本史や世界史とはちがい、大学で学ぶ歴史学という学問は、皆さんが自分で史資料を読み、自分で解釈し、自分で考えて論文を書くという作業です。テーマは今を生きるみなさんの生活のなかにあります。自由な発想で歴史学を楽しみましょう。


教職サークル師道塾

実践的な模擬授業を重ねることで、各段に向上した授業スキル
これは「教職支援対策」という正課外授業の一環での活動で、教員をめざす人や教育実習前の人が集まり、メンバーや教職担当教員の前で日本史の模擬授業を行うものです。私は1年次後学期から参加し、力を入れて取り組んでいます。授業に向けての事前準備の大切さや人前で話す緊張感を肌で感じつつ、回を重ねるごとに授業力が上がっていると実感出来るのでとても役立っています。

渡辺 里菜さん(埼玉県立草加東高等学校 出身)
歴史トビラ_渡辺さん

歴史_博物館実習
博物館実習
(歴史資源コース)
博物館で1週間前後の実習を行います。
歴史_教育実習
教育実習
(歴史教育コース)
中学校や高校で、2~3週間の教育実習を行います。

学習の流れ

歴史_学びの流れ

全学共通の基礎教育科目 S-BASIC

sbasicバナー
淑徳大学ならではの基礎教育カリキュラム「S-BASIC」。本学の建学の精神「利他共生」を原点とし、 8項目の多彩な学びが「淑徳人」としての基礎を築きます。これらを基礎とし、専門教育科目へと学び深め成長することをめざします。

専門教育科目


  • 1年次
  • 2年次
  • 3年次
  • 4年次
歴史を幅広く学ぶ
歴史パンフ_鈴木さん
授業で学んだことは?
初めて学んだ考古学で歴史学の概念が変わった。
歴史を学ぶ意義を考えるきっかけとなったのが「歴史学入門」の授業。この授業で初めて考古学に触れ、身近な民芸品や土に埋まっている土器のかけらなども歴史の対象となることを知りました。過去の出来事を学ぶことと思っていた歴史学の概念が変わり、学びをより深めたいと思うようになりました。
鈴木 蓮さん(茨城県立鹿島高等学校 出身)
カリキュラム 1年
専門教育科目
●歴史学入門
●歴史学概論
●歴史調査法
●歴史比較法
●日本史概論
●東洋史概論
●西洋史概論
●歴史専門演習
教職科目
●教職概論
●教育原理
●教育心理学
●教育行政学
学芸員養成科目●生涯学習概論
●博物館概論

他者と協働し知見を深める
歴史パンフ_田辺くん
実習で学んだことは?
博物館イベントのボランティアで人間関係の大切さに気づく。
「博物館教育論」では、地域博物館で教育普及活動のボランティアを体験。子どもを対象にした博物館のイベント実施に向けて、学芸員の方と打ち合わせをして準備を進めました。多くの人と関わりながらイベントを成功に導くこの体験から、人間関係を築くことの大切さを学びました。
田辺 謙心さん (栃木県立宇都宮工業高等学校 出身
カリキュラム 2年
専門教育科目
●歴史研究法
●日本古代史
●日本中世史
●日本近世史
●近代史
●現代史
●東洋史Ⅰ(東アジア)
●東洋史Ⅱ(内陸アジア)
●東洋史Ⅲ(海域アジア)
●日本史研究Ⅰ(古代)
●日本史研究Ⅱ(中世)
●日本史研究Ⅲ(近世)
●近代史研究
●現代史研究
●東洋史研究Ⅰ(東アジア)
●東洋史研究Ⅱ(内陸アジア)
●東洋史研究Ⅲ(海域アジア)
●仏教文化史
●日本宗教史
●日本地域史
●日本女性史
●考古学概論
●社会学概論
●法律学概論
●歴史専門演習Ⅱ
●歴史専門演習Ⅲ
教職科目●発達心理学
●教育課程論
●特別支援教育の理解と方法
●教育方法論(情報通信技術の活用を含む)
●道徳の指導法
●総合的な学習の時間の指導法
●日本国憲法
学芸員養成科目●博物館資料論
●博物館資料保存論
●博物館展示論
●博物館教育論

専門領域の学びを深める
歴史パンフ_吉原さん
授業で得られた力は?
史料を読み解く力や難解な内容を要約する力。
ゼミの授業では、卒業論文のテーマに関する先行研究を集め、難解な研究内容を短くまとめて発表します。最初は時間がかかって苦労しましたが、演習を繰り返すうちに、押さえるべき要点をつかめるようになり、要約力が伸びました。このスキルを活かして、将来、社会のインフラを支える仕事に携わりたいです。
吉原 葵さん (千葉県立千葉北高等学校 出身)
カリキュラム 3年
専門教育科目
●日本史演習Ⅰ(古代)
●日本史演習Ⅱ(中世)
●日本史演習Ⅲ(近世)
●近代史演習
●現代史演習
●東洋史演習Ⅰ(東アジア)
●東洋史演習Ⅱ(内陸アジア)
●東洋史演習Ⅲ(海域アジア)
●日本美術史
●日本思想史
●仏教史概論
●日本考古学
●考古学実習
●東洋美術史
●東洋思想史
●人文地理学
●自然地理学
●地誌学
●宗教学概論
●歴史課題研究Ⅳ
●歴史課題研究Ⅴ
教職科目●社会科教育法Ⅰ
●社会科教育法Ⅱ
●地理歴史科教育法
●特別活動の指導法 
●生徒・進路指導の理論と方法
●教育相談の理論と方法
学芸員養成科目
●博物館経営論 
●博物館展示論 
●博物館情報・メディア論
問いを見つけ、研究を通じて答えを探す
歴史パンフ_佐藤さん
卒業論文のテーマは?
近世から現代にかけての医療と呪術の関係。ー妊娠・出産・子育ての観点からー
家庭で果たす男女の役割について関心があり、卒論では女性の人生の転換点である出産を中心に、近世から現代にかけての医療や役割の変化について調べています。江戸時代の通説も、実は異なる意見があるなど興味は尽きません。社会に出ても、視野を広く持って物事をとらえていきたいです。
佐藤 萌さん (広島県立尾道東高等学校 出身)
Pick Up
考古学実習
考古学の整理作業および出土遺物の資料化を行う作業として、遺物をさまざまな方法で実測、図化する技法を学びます。授業から考古学調査の実作業を体験出来ます。
考古学実習
カリキュラム 4年
専門教育科目
●歴史専門演習Ⅵ
●歴史専門演習Ⅶ
●民俗学概論
教職科目 ●教育実習事前事後指導
●教育実習A(中学校)
●教育実習B(高等学校)
●教職実践演習(中・高)
学芸員養成科目
●博物館実習


上記のカリキュラムは2023年4月以降に予定されている内容になります。
2022年度のカリキュラム詳細は、歴史学科カリキュラム表をご覧ください。
※前期、後期などの開講時期は変更することがあります。
正しい 開講学期は毎学期S-Naviの時間割を確認してください。

カリキュラムの枠組み

歴史学科は、建学の精神である「共生」とその教育理念である「実学」を基盤にして、知的活動でも職業生活や社会生活でも必要となる汎用的技能及び社会の一員として求められる態度や志向性、人類の文化、社会と自然に関する知識の理解とともに、歴史学分野に関する教育研究を通して、歴史学に関する専門的知識と研究法の習得のもとに、史料の収集や分析などの調査方法や歴史的資料をもとに事実を科学的に証明する能力の習得に加えて、歴史観や歴史法則を身に付けた幅広い職業人を育成します。

カリキュラムの編成

歴史学の理論と方法の関係について理解し、これらを総合的に実践する応用能力を修得させることから、教育課程を「専門教育科目」と「基礎教育科目」から編成しています。
「専門教育科目」は、専門分野における基礎的な知識を体系的に理解することを目的として、歴史学を構成している主要分野に関する基礎的な知識の修得を重視するとともに、各専門分野に結び付く幅広い内容や専門性の修得に加えて、理論的知識や能力を実務に応用する能力の修得といった観点を踏まえた編成をします。

履修体系図・履修モデル

履修体系図
履修モデル
日本史コースの通常の履修モデルです。
日本史コース履修モデル

中学校教諭一種免許〔社会〕、高等校教諭一種免許〔地歴〕、学芸員の資格取得に必要な単位を取得する履修モデルです。
日本史コース免許・資格取得履修モデル

東洋史コースの通常の履修モデルです。
東洋史コース履修モデル

中学校教諭一種免許〔社会〕、高等校教諭一種免許〔地歴〕、学芸員の資格取得に必要な単位を取得する履修モデルです。
東洋史コース免許・資格取得履修モデル

上記の内容は、2021年5月時点のものです。 2023年4月以降に変更される予定です。