国家試験サポート
社会福祉学科では、社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験合格を目指す学生の皆さんを支援するため、受験対策室を設置し、各学年の学習段階に応じた受験対策支援を行っています。
国家試験合格者メッセージ
※ 記事内容は取材時のものです。
鬼頭 奈緒 さん
社会福祉士 + 精神保健福祉士 W合格
取得した免許・資格を目指したきっかけについて教えてください
中学生の頃から人の役に立ちたい仕事、ロボットでは代替ができない仕事に就きたいという漠然とした夢がありました。そこから福祉職に興味を持ち、社会福祉士と精神保健福祉士の2つの資格を取りたいと思い、淑徳大学に入学しました。国家試験を受験するにあたり、4年間具体的にどのような対策をしましたか?
1年生から3年生は具体的な勉強というよりは、日々の授業に真剣に取り組み、目の前の実習に全力で取り組むことを意識していました。課題やレポートは自分の言葉でまとめることを意識していたと思います。
4年生は精神保健福祉士の実習もあったため、国試対策を本格的に始めたのは実習が終わった秋頃からになります。具体的には模試や過去問を何度も繰り返し解き、分からない単語は全て書き出して一問一答形式にまとめていました。それを隙間時間にやることを意識していたと思います。
大学の授業や講座、取組の中で試験合格に特に役立ったと感じるものがあれば教えてください
外部講師を招いた国試対策講座はとても役に立ったと感じています。具体的に国試の傾向と対策をまとめてくださりました。具体的なアドバイスはもちろんのこと、国試を作成する先生の専門分野から出題予想を教えていただいたり、覚えやすい語呂合わせを教わりました。配信される動画も対策の一つとして有効的に活用させていただきました。就職活動に向けて準備するにあたり、具体的にどのような対策をしましたか?
恥ずかしながら就職活動に関しては4年の12月から取り組み始めました。民間の病院や法人は面接の時期が決まっていなかったので、面接の時期が決まっている公務員や国立病院から応募していき、国試勉強と両立して就職活動に取り組みました。大学の授業や講座、取組の中で、内定獲得に役に立ったと感じるものがあれば教えてください
援助演習でのロールプレイングは面接官との受け答えや対人コミュニケーションを築くのに役に立ったと思います。社会福祉学科で過ごした4年間や、試験対策を進めていく中で自身が成長したと感じる点があれば教えてください
福祉に対する考え方は大きく変わったと感じています。今まではどこか潜在的な意識で、やってあげるものという考えがあったように思えますが、4年間学んでいく中で、当事者と援助者はあくまで対等な関係であり、どちらが上ということではないということを多くの場面で学びました。当たり前のことではありますが、この当たり前が欠けてしまうとその方にとっての自分らしい人生を阻害してしまいかねないと思います。この考え方を日々忘れず、これからも仕事に取り組んでいきたいです。社会福祉学科で学んだ事をどのようにこれから仕事で生かしていきたいですか?
具体的な援助方法や制度・法律はもちろん、対人職特有の心持ちや福祉マインドはこれから先も生きてくるものだと思います。
取得した免許・資格を目指したきっかけについて教えてください
取得を目指したきっかけは、就職して支援を行っていくにあたり、クライエントは無資格のワーカーに支援をされるよりも、資格を持っているワーカーに支援された方が心強いだろうと考えたことがきっかけです。国家試験を受験するにあたり、4年間具体的にどのような対策をしましたか?
1年生から3年生までは大学の講義を受けることを中心としていました。また、4年生以降は国家試験対策講座で行われる試験に毎回合格できるように、過去問を解いたり、Eラーニングを活用することで勉強を進めていました。大学の授業や講座、取組の中で試験合格に特に役立ったと感じるものがあれば教えてください
4年生以降から始まる国家試験対策講座では、毎回テストが実施されますが、それに合格するために勉強を続けていたことで、社会福祉士の試験に合格するための知識が身につけられたと感じています。また、これに加えて継続的に勉強をする癖もつくため、試験合格のために役立ったと感じています。就職活動に向けて準備するにあたり、具体的にどのような対策をしましたか?
私は公務員志望であったため、3年生の9月ごろから独学で公務員試験の勉強を始め、4年生の4月ごろからキャリア教育・支援センターなどを活用して面接練習を始めました。大学の授業や講座、取組の中で、内定獲得に役に立ったと感じるものがあれば教えてください
私の友人は公務員志望の人が多かったため、その友人たちと勉強をして、分からない箇所は教え合うなどして勉強ができたこと、また、試験状況や面接の雰囲気などを友人と共有できたことは内定獲得に役立ったと感じています。社会福祉学科で過ごした4年間や、試験対策を進めていく中で自身が成長したと感じる点があれば教えてください
1、2年生の頃は、授業で支援計画などを作成しても、知識不足から計画が不十分なものになっていましたが、勉強を続けたことで、3、4年生の頃には、先生方が作る支援計画と遜色ないものができたことで、自身の成長を感じることができました。社会福祉学科で学んだ事をどのようにこれから仕事で生かしていきたいですか?
ワーカーが「支援する人」という立場になるのではなく、「共に考えていく人」になることで、クライエントに寄り添った支援ができると理解できたため、就職してからもこの考え方を活かして仕事をして行きたいと考えています。
取得した免許・資格を目指したきっかけについて教えてください
福祉分野の仕事で幅広い知識を持って働きたいと思ったためです。また、相手の方も、自分が資格を持っているということで安心感が生まれると考えたため、資格取得を目指しました。国家試験を受験するにあたり、4年間具体的にどのような対策をしましたか?
間違えた問題や少しでも疑問に残ったものは書き出したりして、自分の苦手なものノートを作っていました。国家試験当日の試験開始直前まで役立ちました。大学の授業や講座、取組の中で試験合格に特に役立ったと感じるものがあれば教えてください
4年次の外部講師による対策講座は、出やすい傾向にある問題を知ることができました。また、語呂合わせによる単語の覚え方、勉強の仕方など丁寧に教えてくださるので、自信を持って国家試験に臨めました。就職活動に向けて準備するにあたり、具体的にどのような対策をしましたか?
自分の強みや弱み、PRポイントを紙に書き出し、まずは自分自身を把握するということを特に意識して、就職活動での面接に臨みました。大学の授業や講座、取組の中で、内定獲得に役に立ったと感じるものがあれば教えてください
実習もそうですが、ゼミでのパントリー活動やイベントを開いた等、勉強以外での活動の経験はそこから自分の長所や自己PRに繋げやすく、様々なこと経験することは本当に大切なことだと感じました。社会福祉学科で過ごした4年間や、試験対策を進めていく中で自身が成長したと感じる点があれば教えてください
自己決定をする力です。高校では少し周りに合わせてしまい、自分の考えを言えないということがあったため、大学での何事も自己責任の生活や実習など、自ら行動することの大切さを知る環境のおかげで少しは成長したかなと感じています。社会福祉学科で学んだ事をどのようにこれから仕事で生かしていきたいですか?
自己決定、自己選択を大事にしたいと思います。そして、相手に寄り添えるように、社会福祉学科で学んだことを活かして4月から頑張りたいと思います。
取得した免許・資格を目指したきっかけについて教えてください
社会福祉士を目指したきっかけとしては、地元が高齢者の多い住宅街にあるということもあり、小さい頃から高齢者との関わりが多かったことが挙げられます。独居高齢者ともたくさん関わっていく中で、そんな方々が日常で困っていることなどをどのようにして解決するか、そして、どこに相談すればいいのかなどを考えるようになりました。さらには祖母と同居していることから、祖母や今後必要になるかもしれない両親への支援についても学びたいと思うようになり、社会福祉士を目指すようになりました。国家試験を受験するにあたり、4年間具体的にどのような対策をしましたか?
1年生から3年生までは部活をやっていたということもあり、なかなか自主的な勉強はできませんでした。しかし、授業の中で専門的な用語などを少しずつ覚えていき、4年生で部活を引退してからは毎日朝から晩まで勉強しました。国試の勉強の中で学んだのですが、日光を浴びるとメラトニンが分泌され眠くなると知り、私は眠くならなければずっと勉強ができると思ったためカーテンとシャッターを閉め、買い物などは夜のみに行くことで眠くなることを防いでいました。そのおかげか眠くならずに1日の大半を勉強に当てられることができたように思います。しかし、健康には良くないので皆さんには真似はしてほしくありませんね‥大学の授業や講座、取組の中で試験合格に特に役立ったと感じるものがあれば教えてください
外部講師の方のCDなどを聴いて学習を進めました。CD学習は正しいものを使えば繰り返し勉強できる上に、移動時間も有効活用できるため1番効果があったように思います。
また、ノートにまとめる勉強方法も周囲では賛否両論でしたが、早い時期からまとめてしっかり覚えると、自分で書いたことは忘れづらいと感じたので個人的にはおすすめの勉強方法です。
就職活動に向けて準備するにあたり、具体的にどのような対策をしましたか?
部活との兼ね合いもあり早めに就職先を決定したかったため、3年生半ばから本格的に動き始めました。面接対策としては、面接で想定される質問に答えることはもちろんですが、実際には想定外の質問もたくさんされるため、人との会話の中で対応力を磨くように心がけました。普段の会話では上手く話せることに気付き、就職活動ではかしこまり過ぎずに、なるべく普段通りを意識して面接に臨むようにしていました。大学の授業や講座、取組の中で、内定獲得に役に立ったと感じるものがあれば教えてください
結城先生のゼミの授業の中で、他者に質問を投げかけたり、それまで関わりがなかった人と話したりする機会を多く設けていただいたことが、かなり生かされたように思います。コロナ禍の中での学生生活だったため、人との関わりが少なくなっていた中で、このような経験が就職活動のグループディスカッションや、面接、逆質問などに対応するための力になりました。就職活動のための対策ももちろん大切ですが、日頃の活動や取り組みが自分にとって何よりの武器になり、うまく馴染むものだと思いました。社会福祉学科で過ごした4年間や、試験対策を進めていく中で自身が成長したと感じる点があれば教えてください
人生で初めて、と思えるくらい本気で勉強したため、本気になれば自分は勉強にもしっかり打ち込むことができるのだと感じて自信になりました。また、時間を効率的に使えるようになったことで、部活に打ち込んでいた分の遅れを取り戻すことができたのだと思います。社会福祉学科で学んだ事をどのようにこれから仕事で生かしていきたいですか?
制度や法律はもちろんですが、何より福祉の心を持って相手に接することができるようになったと思います。相手がどのような人であろうと、相手の立場に立って物事を考えるということを意識しながら仕事をしていきたいです。学んだことを糧に、仕事だけに関わらず友人や家族とも良好な関係を継続したいと考えています。
社会福祉士・精神保健福祉士 国家試験対策
試験合格に向け、1年次に学び方を鍛えるところから徹底した指導を行います。
学び方のコツ、復習、振り返りの習慣が身につき、社会に出た後も自分自身で知識を深めていくことができます。
| 【1年次・2年次・3年次】国家資格取得の意識づけ 日々の授業を通して、何のために国家資格を取得するのか、講座を通じて合格することがゴールではなく、資格を取得してどう活かしていくかなど、なぜ資格が必要なのかについて意識づけを行います。これが分かれば受験勉強も頑張ることができます。 |
| 【4年次】講義・演習とeラーニングで継続的な学習をサポート eラーニングによる予習、テスト、復習を繰り返し、また担当教員による講義と個別指導、模試の振り返りなどを通して、学生の個々のレベルを段階的に引き上げていきます。また外部講師による定期的な講座によって、国家試験に受かる受験のテクニックも身につけていきます。
就職活動、卒業論文、受験勉強の3本立ての4年次の一年間は、自分でスケジュールを管理し、計画的に継続的に取り組むことが課題となります。一人きりで乗り切ろうとするのではなく、同じく受験対策に取り組む仲間や先生方、対策室の教員と一緒に念願の国家試験合格をつかみ取りましょう。 |
国家資格取得までの流れ
4月 | 特別講義①(春季:外部講師)
受験オリエンテーション(前期) |
5月 | ポートフォリオ提出 |
7月 | 特別講義②(夏季休暇前:外部講師) |
8月 |
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9月 | 受験手続きガイダンス
受験オリエンテーション(後期)
特別講義③(夏季休暇後:外部講師)
学内模試 |
10月 | 特別講義➃(模試後:外部講師)
全国統一模試 |
11月 | 特別講義⑤(模試後:外部講師)
直前模擬試験 |
12月 | 特別講義⑥(年末:外部講師)
学内模擬試験
冬期集中講座
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1月 | 特別講義⑦(直前:外部講師)
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2月 | 国家試験
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3月 | 合格発表
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国家試験受験対策室にて、スタッフと教員が一丸となって受験学生をサポートします。
国家試験受験資格の取得を目指して、1年次から専門的な学びが始まります。
卒業生の国家試験合格への支援
同窓会事務局主催の「卒業生支援プログラム」を実施。在学時に取得できなかった社会福祉士・精神保健福祉士国家資格取得を、再度目指す卒業生の皆さんの学習を支援いたします。
模擬試験の実施や、eラーニングIDの発行、国家試験情報をお届けいたします。
社会福祉士・精神保健福祉士・福祉職公務員等についての詳細について、
こちらからご覧いただけます。
国家試験受験対策室
開室:9:00~17:00(月~金)
場所:淑徳大学 千葉キャンパス 4号館(図書館棟)1階
社会福祉士及び精神保健福祉士国家試験受験に関する参考書や資料を閲覧できます。
学習相談も随時受け付けておりますので、どうぞ気軽にお立ち寄りください。