地域創生学部 地域創生学科

地域実習

地域実習とは

地域創生学部最大の特徴は、地域に訪れて実践的にノウハウを学ぶ地域実習科目が全カリキュラムの約3割を占めることです。

役所や産業、文化施設などへの聞き取りや視察、体験活動を重ね、地域の宝物である地域資源への理解を深めながら地域の発展や文化の伝承などの具体的な施策に落とし込んでいきます。また、その後もさらにこれらのサイクルを繰り返して、“地域の幸せ”を実現する仕掛けをブラッシュアップしていきます。
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地域実習の例

  • 地域理解実習
  • 地域調査法演習・実習、地域資源活用演習・実習
  • 地域創生実習

地域理解実習

希望する1つの地域を選択し、1~2年次の計6クォーターを用いて行われる実習です。実習の入門から始まり、地域社会・行政、文化、産業、資源とクォーターごとにテーマを分けて実習に臨みます。地域を理解するための多様な視点を養い、報告・発表まで取り組みます。
実習地と学生発表の例
  • 埼玉県三芳町
    ~地域文化の変遷 過去・現在・未来~
  • 埼玉県富士見市
    ~富士見市の暮らしやすさのヒミツ~
  • 埼玉県八潮市
    ~六次産業を考える-小松菜パウダーの活用~
  • 茨城県笠間市
    ~観光による地域創生 笠間の秋満喫ツアー~
地域実習 (1)

地域調査法演習・実習、地域資源活用演習・実習

希望する地域やテーマを選択し、2~3年次の計3クォーターを用いて行われる実習です。その地域が秘める魅力や資源をどのように活用していくのか、現地を訪れ実例にふれながら学んでいきます。
実習地とテーマ例
  • 群馬県富岡市、下仁田町
    ~世界遺産・ジオパークと地域変容~
  • 栃木県小山市
    ~無形民俗文化財(祭り)の現状と課題を学ぶ~
  • 赤坂氷川神社、川越八幡宮
    ~集合的写真観察法によるアニメ聖地巡礼~
  • 埼玉県秩父郡小鹿野町
    ~移住、定住、交流人口拡大施策の取組の現状と課題~
  • 山梨県都留市
    ~資料館を拠点とした地域文化の活用策を考える~
地域実習 (2)

地域創生実習

希望する地域やテーマを選択し、3年次の計3クォーターを用いて行われる実習です。地域の魅力発信・課題解決のために、3つの方法から、自分自身の関心に基づき現場実習を行います。
 ①フィールドワーク型(調査する)  ②PBL型(解決する)  ③インターンシップ型(職業体験する)
実習地とテーマ例
  • 岩手県東野市
    ~グリーンツーリズムによる観光コンテンツの開発~
  • 福島県喜多方市
    ~文化遺産の活用や展示を体験しよう~
  • 福島県いわき市
    ~温泉旅館と災害からの復興~
  • 茨城県笠間市
    ~地域資源を活かした笠間ファン獲得プロモーションを提案しよう~
  • 埼玉県富士見市
    ~地域の目線でハロウィンパレードを運営しよう~
  • 千葉県千葉市
    ~お祭りや花火大会で彩る地域創生~
  • 長野県飯田市
    ~ソーシャルキャピタルの理論と実践~
  • 三重県明和町
    ~小学生が郷土愛を育む“教材”や“お土産”を創ろう~
  • 沖縄県宮古島市
    ~自然環境や歴史を活かした観光プランを提案しよう~

地域実習 (3)

そのほか、学部開設に合わせて以下の協定を行っております。

地域創生学部教育研究センター

地域創生教育研究センターは、地域創生学部で取り組む地域実習のコーディネート、地域実習先との協働事業や共同研究の実施支援を通じて、地域創生学部の教育研究・社会貢献活動の充実と発展を目指し、そのサポートを行っています。

センターの業務

  1. 専門実習科目及び専門研究科目の授業計画の立案及び指導に関する事項
  2. 地域実習先の開拓及び協定締結に関する事項
  3. 正課外における地域プログラムの立案及び教育支援に関する事項
  4. 地域実習先との協働事業や共同研究への支援に関する事項
  5. 「地域創生教育研究センター年報」の作成に関する事項
  6. 関係部署との連絡及び調整に関する事項
  7. その他の必要な事項
 

地域創生教育研究センター年報

地域創生学部が取り組む地域実習や地域創生教育研究センターの活動に関する自己点検評価・改善活動の記録として、毎年度、地域創生教育研究センター年報を発行しています。
  

また、地域創生教育研究センター年報では、地域創生、地域産業や地域文化、地域社会の課題解決に関する研究成果、地域と連携した教育方法等、その関連領域をテーマとした論文、研究ノート、資料のほか、投稿された論文、研究ノート、資料についても掲載し、地域創生分野への学術的な貢献も目指しています。