センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

課題解決力や企画力を糧にアパレル業界で活躍したい

浦谷 翔瑛さん
コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 2年生(2022年取材時)
福井県立若狭高等学校 出身
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公務員をめざして
試験対策が充実した淑徳へ

高校の授業で市役所に行って会議やプレゼンテーションに参加したことから、公務員に憧れを抱いていました。淑徳大学は、自治体や企業と連携して地域の課題解決に挑む「サービスラーニングプログラム」をはじめとする実践的な学びや、公務員の試験対策が手厚く充実していることから入学を志望しました。

印象に残っている授業は、1年次の「コミュニティ研究Ⅰ」です。公務員試験の過去問題を解いたり、木更津市役所に足を運んで市の課題とその解決策をプレゼンテーション。「こうしたほうがもっと良くなる」など具体的な評価を直接いただく機会もあり、大きな手ごたえを感じました。
浦谷 翔瑛さん02

学園祭実行委員会の活動で
やりがいと自信を得た

学業と並行して学園祭実行委員会とアドミッションスタッフの活動を通して、企業や地域と関わっています。

特に学園祭実行委員会では企画局の局長として、メンバーをまとめる役割を任されています。自分の成長を感じたのは、2年次の学園祭です。1年次の学園祭はオンラインで開催だったのですが、2年次は対面とオンラインを併用するという前例のない開催方法となりました。どのような運営方法が正しいのかが分からず、実行委員会に残っている過去の記録を参照しながらメンバーと共に試行錯誤を繰り返しました。

また、学園祭のメインイベントとなるお笑い芸人をお招きしたステージの企画・運営を担当したのは、とても貴重な体験でした。芸能事務所とのやりとりは仲介会社を通して行ったのですが、「どなたをお呼びすればいいのか」「予算やスケジュールに問題はないか」など気を配るポイントが多く、当日までは気が抜けない日々。「何としてでも成功させなければ」という思いで必死に活動し、責任の重さをひしひしと感じました。

なかなか出演者が決まらずに焦りを感じる場面もたくさんありましたが、振り返ってみると「とても楽しかった」というのが率直な感想です。たとえ困難なことがあっても、課題を解決するために企画を練り、全員で協力して乗り越えていく。そのために、自分が集団をまとめプロジェクトを推進していく。これらをやり遂げた後には充実感が残り、大きな自信にもつながりました。

やるべきこと、やりたいこと
その両方を淑徳大学で経験する

さまざまな経験を通して、将来の夢も変わってきました。入学当時は公務員をめざしていましたが、現在の目標はアパレル業界に就職すること。これは、大学生になって一人暮らしやアルバイトを始めて自由に使える時間やお金が増え、興味の対象が広がり、ファッションに関心を持ったことにも起因しています。

そして何よりも、「この4年間で手ごたえを感じた課題解決力や企画力を活かせる仕事は、何だろう」「自分の好きなことを軸に、自分に合った職に就きたい」という想いが強くなったからだと思います。

淑徳大学は私にとって、将来につながる新たなスタートを切った大切な場所です。意識してきたのは、「まず、やるべきことをやる。その次にやりたいことに挑戦する」こと。それらの全ての経験から学ぶものはたくさんあり、自分自身を少しずつ成長させてくれるのだと感じています。