教育学部 こども教育学科

短期海外研修

オーストラリアブリスベンの小学校でアシスタント・ティーチャーをしよう!

研修先

オーストラリア クイーンズランド州 ブリスベン市内小学校

目標

オーストラリアの教育・歴史、社会、環境について調査し、オーストラリアの教育について理解を深めるとともに、英語を使って日本語や日本文化を教えたり、教材準備の手伝いやオリジナル授業を行ったりするなど、アシスタント・ティーチャーとして活動できることを目標とします。

背景

2020年から学習指導要領が改訂され、小学校3・4年生から外国語活動が必修化となり、5・6年生では英語が教科として新たに導入されました。これを受けて淑徳大学教育学部では「英語に秀でた学生の育成」を掲げ、「こども英語教育Ⅰ~Ⅳ」と連携しながら短期海外研修で実体験を積み、英語力を身につけるカリキュラムとなっています。
また、幼稚園教育要領も2018年度に改訂され、日本の文化を尊重するともに他国を尊重し国際社会の平和と発展に寄与できる態度を養うことも目標のひとつに掲げられています。幼稚園教諭自身が国際感覚を豊かにすることが、こども達の育ちへの援助に大いに貢献します。
オーストラリア国旗
実施概要
ブリスベン市内でも日本語指導に定評のある、優れた小学校で学生を受け入れていただき実習しました。すべての実習先には引率者の先生方が授業見学し指導助言しました。
学生は事前研修で模擬授業の経験はあるものの、日本文化(日本語)を教えるために英語で実践します。学生にとって初めての体験ですが、現地小学校担任の指導のもと、持てる力を発揮しオーストラリアの子どもたちと交流しました。子どもたちはとてもフレンドリーで、学生たちの話す言葉やワークに楽しみつつも真剣に授業を受けていました。
授業終了後、学生に感想を尋ねると、「英語が少しでも通じたときはとても感動しました」「日本に帰ってもう一度、英語の勉強をします」「日本とオーストラリアの教育の仕方が随分違い、フレンドリーな関係には驚きました。」などと、どの学生も目を輝かせていました。
滞在中はホームステイを通じてオーストラリアの生活体験をします。事前に基本的な日常会話を学習していますが、「言葉が通じることはとてもうれしい」「ホストファミリーはとても親切、一生忘れません」「自分の思ったことは、はっきりと伝えることが大切だと実感しました。」「ホームステイ3日目には、ファミリーの言っていることがだいぶ分かり、コミュニケーションがスムーズになってきて嬉しかったです。」などの意見がありました。
2020年、新しい小学校学習指導要領では3年生から外国語活動(英語・週1時間)が導入され、5年生から教科として「英語」(週2時間)が誕生しました。かれらが担任として教壇に立つとき、自信をもって英語が使える教師となっていることでしょう。
今後も短期海外研修を通じて、自身のアイデンティティーを培い、英語に強く国際感覚をもったグローバルな淑徳大生を育んでまいります。

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