学生それぞれの夏休み・オーストラリア編

オーストラリアに留学中の弟さんを訪ねたSさんは、短期留学を決行。さまざまな体験をしてきました。

ネイティブの先生による英語の授業では、最初は先生の英語での指示に戸惑ったりしながらも、早口言葉に挑戦したり、さまざまな国からの留学生達とおしゃべりを楽しんだりしながら、会話力を鍛えてきたそうです。

オーストラリア滞在中に彼女が最も感じたことは、障碍者に対する国民の意識の違いだそうです。

「日本では、ややもすると障碍者を奇異な目で見てしまいますが、オーストラリアでは、チラッとも見ないんです。健常者とまったく扱いが変わらないんです。だからといって、バリアフリーが整っていないのか、というと、そうではありません。むしろ道幅は広く、平らな道路が続いています。それでも手助けが必要なときには、まるで隣のおじさん?!のような人が、すごく自然に話しかけ、とてもフレンドリーに笑顔でスーッと願いを叶えてしまうんです。私まで、なんだかとても温かい気持ちになりました。みんなに優しいところなんです」と。

また、「食べることが大好き!」と日頃から話しているSさんらしく、オーストラリアでのお食事も大いに満喫してきたようです。原宿やお台場にも出店しているオーストラリア発のパンケーキ店でのボリューム満点のパンケーキとカフェラテもおいしかった!!と話してくれました。

海外で夏休みを過ごし、ますます視野を広げたSさん。日本語を忘れるほど英語が堪能になっている弟さんに負けないよう後期の英語の授業は、さらに頑張るとの嬉しい報告がありました。

   

 

表現学科教授:白寄まゆみ

2021年10月

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