2016年6月アーカイブ

「教員になりたい!」と考えている学生が多く在籍している歴史学科では、

学生が主体となって教職サークルを運営しています。

今回は3年目に突入した教職サークルで、

はじめて模擬授業を経験した学生からのレポートです。

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こんにちは、歴史学科2年の都丸愛璃です。

 

6月28日に教職サークルで模擬授業を行いました。

毎週火曜日の5限に行われていて、

今回は3年生の松本先輩と2年の中島くん、

最後に私が授業を担当しました。

 

2年生の今回の授業テーマは「幕藩体制」です。

幕府の統治体制について授業をしました。

 

 

初めての模擬授業でしたが、事前準備に苦労しました。

知っている用語でも、辞書や資料集を参照し、

自分の認識が間違っていないか、

何を伝えるべきなのかを考える…という作業を繰り返すたび、

普段何気なく受けていた授業がいかに練られたものだったのかを実感しました。

 

また、本番に備え、学科の人たちに何度か授業を見てもらいました。

時間配分や板書、話し方などアドバイスをいただき、本番に臨みました。

授業の流れとしては、中島くんの元和令の説明を継いで、

徳川家光の人物紹介・政策(寛永令・軍役など)について話しました。

 

 

結果としては、終始緊張が生徒に伝わってしまっていたこと、

説明が長くなってしまい、

時間オーバーしてしまったことなど反省することがたくさんありました…。

 

ですが、面白かったという感想や、

机間巡視などの工夫について褒めてもらえたときは

とても嬉しくてやりがいを感じました。

 

今回、模擬授業をしてみて、

教室の空気感など実際の授業の雰囲気を掴むことができました。

次のステップに進めるよう、研鑽を積みたいです!

 

 

前期の講義も残り数回。

それぞれの科目でまとめの作業に入りつつあります。

 

2年次生配当科目の「歴史調査実習Ⅰ」では、

歴史学科の特長でもあるフィールドワークを重視した講義展開となっています。

横浜中華街と板橋区立郷土資料館で実施したフィールドワーク。

今回の講義では、

そこで学んだことをグループごとにパワーポイントを作成して報告します。

 

パワーポイントを使っての報告は、これまでにも何度も経験済み。

慣れた様子で報告していきます。

 

各グループの報告を聞きながら、その分析視角を自分たちの報告と比較。

報告を聞く視線には、優しさと厳しさが混在しているように見えました。

 

 

 

報告が終わるたびに、

学生たちは

その報告を「ルーブリック」と呼ばれる評価用紙で採点していきます。

報告もその評価も学生たちの手でなされるあたりは、

大学の講義ならではの光景です。

 

教員からは、

「歴史学学ぶこと」と「歴史学学ぶ」ことを両立させて欲しいとコメント

ここで得られた知見を、後期の講義に活かして欲しいところですが、

その前に前期の試験が待ち構えています。

 

2016年5月30日(月)に7号館地下調理室で1年生と2年生を対象に料理教室が開かれました。
今回は栃木県にゆかりのある料理を作りました。宇都宮餃子というわけで餃子、かんぴょうの生産が日本一というわけで手巻き寿司、それとけんちん汁を作りました。3年生が手際よく焼き上がった餃子を皿に移すのを見ながら、1年生が手伝っていました。巻く量が多すぎると巻けなくなってしまうので、巻き寿司が一番苦労していました。
  作り終わってみんなで食べてみると、餃子が人気でした。醤油、お酢、ラー油につけて、だれもが美味しい美味しいと言って食べていました。けんちん汁と巻き寿司も完食で、特にけんちん汁は食べたことがない人もいたのでこの機会に食べることができて良い経験になったのではないでしょうか。
  食べ終わった後はみんなで栃木県にまつわるクイズに挑戦しました。正解者には栃木県限定のお菓子である、レモン牛乳キャラメルやスカイベリーチョコなどがプレゼントされました。思いの外正解者が出ず、みんなあまり栃木のことを知っていなかったということがわかりました。これを機に少しは覚えてくれると嬉しいですね。次回はどの県の料理がでてくるのでしょうか。どの県も、その地域の良さを持った美味しい料理に違いないので楽しみです。

 
 

こんにちは!歴史学科1年の時田翔太郞です。

今回は、私が所属している考古学研究会ついて紹介したいと思います。

考古学研究会は、毎週金曜の午後1時~5時まで活動しています。活動内容は、拓本採取という土器の模様を紙に写し出して、縄文時代の歴史を感じること、拓本資料の作成することをメインで活動しています。

 

手順はわかりやすくて、覚えやすいものの、画仙紙という薄い紙一枚に写しださなければならない細かい作業なので、不器用な私は何回も紙を破ってしまいました(笑)

その度に先輩たちがフォローしてくれるので、なんとか一枚を完成させられることができます。

 最近の活動では、バラバラになった縄文土器を修復する「復元」という作業をしていて、土器のかわりにバラバラになった植木鉢を復元しています。

早い人は一日で復元させる人もいたり、思いっきり植木鉢を割った人はパーツを組み立てるだけで相当苦労するようです。

 

 

1年生~3年生が協力してみんなで作品を作る考古学研究会は、気軽に創作できる場所であり、先輩方も優しい人ばかりでとても居心地がいいです。

いつでも参加することができるので考古学に興味のある方、みんなで何かを作りあげてみたい!と思っている方は私たちと作りあげてみませんか?

 

 

 

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