大学では後期試験も終わり、春休みになりました。
そこで、有志で大学近くの志村城へ行きました。
戦国時代の志村城は、千葉氏の居城であった、もしくは篠田氏の居城であったとも伝わっています。
大学から歩くと、城が舌状台地上にあることがよくわかります。
今は暗渠となっている出井川を越えて、城跡に到着。
志村城は、二郭もしくは三郭で構成されるといわれます。
二の郭には、江戸時代の絵馬などを伝える熊野神社があります。
神社の左側、主郭との境には、堀跡と土塁を確認できます。
志村城から5分ほど歩いたところに延命寺があります。
延命寺は、大永4年(1524)、北条氏との戦いで戦死した息子のために、見次権兵衛が創建したという寺院です。
中世の板碑や五輪塔が見られます。
参加した学生は、「自分の足で歩くことで、距離感や坂の多さを実感することができた」との感想を寄せてくれました。