歴史学科 板橋区立郷土資料館訪問

はじめまして、こんにちは! 淑徳大学歴史学科1年 齊野平 蘭です。

1218日、森田教授の博物館概論という講義のフィールドワークで板橋区にある「板橋区立郷土資料館」へ行ってきました。

今回は、資料館の展示室はもちろん、関係者立ち入り禁止の収蔵庫や荷解き室にも入らせていただきました!

収蔵庫には、今までに開催された、そしてこれから開催される企画展、特別展で使う展示物や、その展示物を置くための掛算(けさん)や底上げの道具等、様々なものが置いてありました。温度調節の話や収蔵品の施設に関する話の他、気軽な質問、素朴な疑問にも学芸員の方がやさしく答えていただいたおかげで知らなかったことを多く知ることが出来ました!

Fに常設展があり、2Fは主に企画展、特別展を行うそうです。外には釜や藍甕等が置いてあり、茅葺屋根(←板橋の文化財)、母屋、納屋、井戸等もありました。



そして館内を見学させていただいた後に、学芸員さんから様々なお話もしてくださいました。資料館の主な概要、学芸員・職員の方の業務内容のお話、資料館の強み・弱み等大変貴重でためになるお話を多く伺いました。

それに加え、ボランティアの方の協力があること、板橋区の小学生が授業の一環でこの資料館に訪れること、そして資料館の収蔵品は区民の方から提供されているものも多いことも知り、この板橋区郷土資料館は地域の方との強い連携があり、地域の方からも親しまれているのだとつよく感じました。

今回のフィールドワークは、この後グループごとに分かれ施設・職員の業務内容の調査と題して発表学習が行われます。

各班の発表が今から楽しみです。改めて板橋区について、そして単に資料館の展示品を見て楽しむだけでなく、学芸員を目指す学生として博物館や資料館の裏側について詳しく多くのことを知ることができ、とても貴重な体験ができました!今後の学習に生かしていきたいです。



2021年10月

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