1月5日、表現文化研究Ⅰ(文芸研究)の授業の一環として、フィールドワークを行いました。このフィールドワークは、グループごとにテーマを決め、仮説をたて、実際に歩いて調査することで、より深く江戸時代、そして、明治時代の作品を知ろうというものです。
13時に上野にある下町風俗資料館前に集合し、それぞれのグループに分かれ、上野・浅草界隈での調査を開始しました。事前学習で4時間では終わらないと思ったグループは午前中から調査を開始するなど、非常に積極的な参加が見られました。
浮世絵が描かれた場所を訪れ現在の景色と比較したグループ、文学作品に登場した食べ物屋さんを巡ったグループ、作家の足跡を辿ったグループなど、7つの興味深いテーマでのフィールドワークは、17時からの報告会でも、さまざまな質問が飛び交いました。
中には、卒業研究につながるような調査結果もありました。五感で体験することにより主体的に動き、研究することの楽しさを少し知った一日になったようです。
表現学科教授 白寄まゆみ