前期の講義も残り数回。
それぞれの科目でまとめの作業に入りつつあります。
2年次生配当科目の「歴史調査実習Ⅰ」では、
歴史学科の特長でもあるフィールドワークを重視した講義展開となっています。
横浜中華街と板橋区立郷土資料館で実施したフィールドワーク。
今回の講義では、
そこで学んだことをグループごとにパワーポイントを作成して報告します。
パワーポイントを使っての報告は、これまでにも何度も経験済み。
慣れた様子で報告していきます。
各グループの報告を聞きながら、その分析視角を自分たちの報告と比較。
報告を聞く視線には、優しさと厳しさが混在しているように見えました。
報告が終わるたびに、
学生たちは
その報告を「ルーブリック」と呼ばれる評価用紙で採点していきます。
報告もその評価も学生たちの手でなされるあたりは、
大学の講義ならではの光景です。
教員からは、
「歴史学を学ぶこと」と「歴史学で学ぶ」ことを両立させて欲しいとコメント。
ここで得られた知見を、後期の講義に活かして欲しいところですが、
その前に前期の試験が待ち構えています。