白寄ゼミと志村警察署との連携による「特殊詐欺被害防止キャンペーン」プロジェクト

白寄ゼミでは、10月14日に志村警察署と連携して「特殊詐欺被害防止キャンペーン」を行い、私たちが企画し製品化されたグッズの配布と被害防止を呼びかけました。
 
 

現在、特殊詐欺(オレオレ詐欺や架空請求など)の被害件数が非常に多いことが問題になっています。そこで、10月の特殊詐欺撲滅月間に向けてこのプロジェクトが始動しました。本格的に動き始めたのは今年の7月。私たち白寄ゼミは、防犯グッズとして「通帳ケース」を志村警察署に提案しました。そして、7月下旬にサンプルを作り、8月4日にはイオンスタイル板橋前野町とライフ前野町店でアンケート調査を行いました。約40名の地域の方々にご協力いただきました。

 
 

アンケート調査の結果、「通帳ケース」は人気がなく、新たに「室温計」を提案することになりました。なぜ「室温計」になったかというと、「高齢になると温度に鈍感になる」という研究結果を見つけたからです。熱中症にならないように室温計を見ながら生活している高齢者がいることもわかりました。そこで、「室温計」なら、実用性が高いことに加え、「いつまでも健康でいてほしい」という私たちの願いが込められるのではないかと考えました。志村警察署の方と話し合いを重ね、「白寄ゼミ×志村警察署」の防犯グッズが完成しました。

 
 
 

そして、実際に10月14日にイオンスタイル板橋前野町店と巣鴨信用金庫前にて計50個配布しました。手書きのメッセージカードを添えた室温計は多くの方に喜んでいただけました。また、お年寄りの方を中心に詐欺被害の注意を促すとともに、地域の方々との交流を深めることができました。今後も「特殊詐欺防止」はもちろんのこと、地域のため、人々のために貢献できるようさまざまな活動を行っていきます。

表現学科3年 山本 結

2021年10月

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