歴史学科 唐澤博物館フィールドワーク

こんにちは!歴史学科一年の須田光輝と山岸俊太朗です。

今回私たちは土井進教授の「生涯学習概論」のフィールドワークで練馬区豊玉北の唐澤富太郎先生が築かれた「唐澤博物館」に行ってきました。

「唐澤博物館」は3階建てで、唐澤先生が生涯をかけて集めてこられた教育に関する様々な資料が展示されており、各階ごとに展示してある資料が分かれていました。また、館長さんから館の説明をしていただきました。

1階には「日本の学校文化」で、学校・教育に関する物を展示しており、授業で使われていた様々な道具から明治時代の通信簿などもありました。

2階には「日本の児童文化」で、家庭・子供の遊びに関する様々な玩具・昔話の絵巻や和・洋の人形がありました。

3階には「日本の生活文化」で、昔の女性が使った化粧道具や社会生活で使われた道具があり、実際に触って遊ぶことができる玩具がありました。

実際に博物館を訪れて、図録からは得られないことを学びました。そこから、図録を見ることだけではなく、自らの足で博物館に行く大切さを感じました。最も印象に残ったのは、2階にあった寺子屋風景でした。当時の子どもたちがどのような環境で勉強していたかが分かりました。また、普段では見学することのできない館長室まで見せていただきました。

中には、聖徳太子の像や芝中学の校長で本学の長谷川良信先生の先生である渡辺海旭先生が編集された『大正新脩大蔵記』など膨大な量の書物がありました。多くの貴重な物を一度に拝見し、驚きを隠せないくらい感動しました。今回の経験を生かした学びを、これからの大学生活でしていきたいです。

最後に、「唐澤博物館」に行き、館中は狭くても膨大な資料があり、個人博物館で普通の博物館とは少し違った雰囲気があると感じました。このブログを読んでくださり、興味を持ってくださった方は、ぜひ「唐澤博物館」に足を向けてはいかがでしょうか。

2021年10月

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