6月9日横浜フィールドワーク

こんにちは!歴学科2年の時田翔太郎です。

 

私たちは先日、歴史調査実習のフィールドワークにおいて横浜へ行ってきました。

 はじめに横浜ユーラシア文化館で、学芸員の方より東洋の発掘品や衣類、武器、生活用品といった文化ごとに分けられた展示品を数多く紹介していただきました。自分は学芸員の科目は履修しておらず、説明されたこと全てが新鮮に感じました。また、私は日本史がメインで、東洋史に触れる機会が少ないため新しい世界に足を踏み込んでいるかの様な気分でした。

 

横浜ユーラシア文化館での見学も終わり一段落ついたところで、いよいよ中華街のフィールドワークを開始しました。私の想像していた中華街とはかなり賑やかで、中国人だらけで日本とはかけ離れた世界だと思っていました。しかし、実際行ってみると日本とかけ離れてはいましたが賑やかという感じは無く、どちらかというと落ち着いている街でした。

中華街を巡ってみると、占いや風水の店が多く見られました。実際に占っている友達もいて、かなり当たっていたそうです。なぜ、中華街には占いの文化が根付いているのか。私はこれをレポートのテーマにしたいと思いました。もちろん、フィールドワークなので歴史的場所にも足を運びました。関帝廟や媽祖廟で中国の参拝の仕方や廟のありかたを身をもって体験しました。とにかく、日本と中国の文化を比較すると異なる点しか目につかず、日本なのに日本ではない場所にいる感覚でした。

中華街ほど、遠くに行ったフィールドワークは初めてで、下調べはしたものの実際見てみると調べたこと以上の世界が広がっていました。今回は限られた時間でしか散策出来ませんでしたが、もっと細かく歩いてみることで発見できることはたくさんあると思います。でも、限られた時間で何を感じ取れるか、それこそがフィールドワークの醍醐味だと実体験をすることで感じる事ができました。

2021年10月

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