歴史学科 板橋区公文書館訪問

6月30日 私たち歴史学科1年生(Bクラス)は、「板橋区公文書館」を訪問しました。

まず初めに「公文書館」とはなぜあって、どのような仕事をしているのか、という説明を受けました。
私たちが日常生活であまり聞きなれない言葉、さらに「公文書館」はどのようなものなのかを簡単に紹介します。

「公文書館」
歴史資料として大切な公文書を選択し、選んだものの整理、保存、公開をしている施設のことです。
似たような施設(類縁施設)には『図書館』や『郷土資料館』などがあります。

「アーキビスト」
『公文書館』における専門職員にあたる人のことです。
わかりやすく言うと、『郷土資料館』の学芸員と同じ立場の人です。

   
私たちは公文書館の説明を30分ほど受けると、2つのグループに分かれて館内施設を見学させていただきました。
見学は2Fと3Fに分かれて行いました。私たちのグループは先に2Fを見学しました。

2Fでは閲覧室に案内されました。そこでは多くの閲覧可能なものを検索することができる「目録」についての重要性と、板橋公文書館の保存する公文書の多さを教えてくださいました。



3Fでは多くの歴史資料が保管されており、その中でも巻物がとても印象に残るほどの存在感がありました。

私たちはその巻物を実際に触れさせてもらうことができました。

実際に触れてみて、巻物を管理することや巻物ならではの大変さなどを教えていただきました。

3Fにはほかにも桜井徳太郎文庫があり、その中には民俗学や歴史関係の学術書などがありました。
私はその中でオカルト関係の本を見つけ、徳太郎先生が幅広い分野で活躍していたことがわかりました。

私たちは、このフィールドワークワークを通して公文書館の利用目的はもとい、仕事の内容やその役割についても学ばせてもらいました。

普段はこのような歴史資料などは“見る”だけでしたが、歴史資料などに実際に“触れる”という貴重な体験をさせてもらうことができました。
これも板橋区公文書館の先生方がお忙しい中時間をつくっていただいたお蔭だと思います。
本当にありがとうございました。

 

2021年10月

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