授業報告『らくご発表会』

月曜日1、2限の授業「表現文化研究Ⅳ」で、先日、学生によるオリジナル「らくご」発表会が行われました。

この授業では、話芸としての落語を取り上げ、「人に伝えるための話の組み立て方」や「人に伝わる話し方」などを、落語の演目を題材に実践的に学びます。


落語の人気演目「まんじゅうこわい」をフォーマットにして、自分の「◯○こわい」を考えてきてもらい、当日はスタジオに設えた高座に上がって、皆、それぞれのオリジナリティーあふれる「◯○こわい」を披露し合いました。

お囃子にノッテ、裾をさばきながら高座に上がり、座布団の上で深々とお辞儀をして顔を上げればもう、いっぱしの落語家さんの様です。

さぁ、初めての落語に挑戦!

フリートークの噺の「まくら」が緊張でギクシャクしたり、少し早口になったり等もありましたが、羽織を脱ぐのを合図に本編に入る頃になると、皆、落ち着いて自分の噺を語り出し、客席からもたくさんの笑い声が上がりました。

客席からのリアクションを肌で感じられる体験は、ライブ表現ならではの醍醐味です。

今回の中間発表の経験を糧に、7月の期末発表会に向けて、さらなるスキルアップを目指します。

実践で身につけたものしか、実際には「使えない」。

「使えるコミュニケーション・スキル」を楽しみながら学習していきましょう。

さぁ、みんな、もうひとがんばり!


文責 : 岡村宏懇

2021年10月

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