歴史学科 東京国立博物館アジアギャラリーフィールドワーク

皆さんこんにちは。淑徳大学人文学部歴史学科3年の櫻井樹里です。

私たちは、6月29日にカンカン照りのなか「東洋文化史」の授業で村松先生とともに東京国立博物館へフィールドワークに行ってきました。

 

東洋文化史の授業だったので、今回はアジアギャラリーを回りました。

まず見たのが、4世紀から8世紀にかけて中国で作られた仏像でした。仏像を見てみると時代ごとに顔つきや周辺の装飾の違いなど、今までまったく気にしてこなかったものなのに関心を持って見ると見え方が全然違うということを知ることができました。

 

次に、画像石を見ました。

画像石は、墓や建物に画像を彫り込んだもので、厨房や宴会の風景などその当時の人がどのように生活していたのかが表現されていて見ていてとても面白かったです。

 

その後は、それぞれ自由に見学する時間があり、自分たちが発表する課題のものをみんな興味深げに見ていました。

 

そして、館内での見学が終わると記念みんなでとーはくの公式キャラクターのユリノキちゃんと集合写真を撮らせていただきました。



ユリノキちゃんと集合写真!!



<特別企画>「アジアギャラリー 私のお気に入りの一品」


こんにちは、「東洋文化史」担当教員の村松弘一です。フィールドワーク参加学生に授業のプレゼンテーションで利用した東博の展示品から「お気に入りの一品」を選んでもらいました。ホンモノの一品が見たければ、歴史学科に入学して、「東洋文化史」の授業を履修して、一緒に東京国立博物館へ行きましょう!!


 


(左)私のお気に入りの一品は観音菩薩立像です。ただ大きいだけではなく、細部までしっかりと彫刻されていたところに惹かれました。(白井 豪・歴史学科4年生)


(右)お気に入りは「画像石 馬車の行列」です。ざらざらした石の表面にきれいに馬車の行列が彫られているところがお気に入りになりました。(今井 陽基・歴史学科3年生)


  

 

(左)「饕餮文三犠尊」がお気に入りです。胴体部分の水牛がイイ。よく見ると、水牛に饕餮文が施されています。(坂本和希・歴史学科3年生)


(右)「揺銭樹」がお気に入りになりました。羊が好きだからです!!(須田光輝・歴史学科3年生)



 


(左)お気に入りは「瑞花双鳳八稜鏡」鳳凰がカッコイイ!!(方波見 海・歴史学科3年生)


(右)「龍樹殿閣鏡」です。見た瞬間に一目ぼれしました。写真だとわかりづらいですが、とても綺麗です。(横川雅子 歴史学科3年生)



 

「画像石 厨房と酒宴他」です。授業のプレゼンの発表のし甲斐があった内容のつまった画像石でした。また自分の研究テーマである「食文化」にピッタリの一品でした。(鳥井琴花・歴史学科3年生)

 

 

私が今回のフィールドワークで、最も気に入ったものは仏鉢供養・菩薩交脚像です。ヨーロッパのヘレニズムの影響を受けた仏像で顔が柔和で、大きな仏像の周辺には、上から見ている人々の細かい表情まで刻まれていて技術の高さに驚きました。(櫻井樹里・歴史学科3年生)

2021年10月

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