岡村ゼミ 淑徳祭演劇発表

私たち岡村ゼミは、淑徳祭で演劇発表を行いました。
今回は時間との勝負でした。また、自分との戦いでもありました。台本が度々変更になったため、キャスト・スタッフ共に、死に物狂いでやり抜いた舞台でした。

今回の作品タイトルは『羅・羅・羅生門!』

皆でタイトルを考えた末、映画「ラ・ラ・ランド」から着想を得たそれが「~面白いんじゃない!?」ということで決まりました。でも内容はタイトルイメージから程遠く(笑)、平安百鬼夜行絵巻を紐解くような展開で、妖怪も登場し、芥川龍之介の『羅生門』をモチーフに、人の心の奥に棲む鬼に焦点を当てた作品となりました。

私は、羅生門に登場する「死体の髪を抜く女」と妖怪「奪衣婆」を演じました。“人ならざる者”を演じるのは初めてで、悩むこともありましたが、なんともヤリガイある二役でした。
特に「死体の髪を抜く女」役は、相手役の黒木君との呼吸の読み合いが本当にスリリングでした。
「奪衣婆」役のときは、派手な殺陣もあり、相手役の石村君・塩崎君とはくどいほど殺陣の練習をしました。
稽古で冷や冷やすることもありましたが、念入りに念入りに、先生も含め、皆で高め合いながら本番に臨みました。

今回の淑徳祭演劇発表はオール岡村ゼミ!

舞台の雰囲気を盛り上げるため、なんと!入り口廊下に「羅生門」も作りました!!

今回の公演はゼミ生一同、一生の思い出になるものです。

また、やりたいです!


(岡村ゼミ 3年 大橋愛実)

2021年10月

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