博物館概論フィールドワーク IN 板橋区立郷土資料館

皆さん、こんにちは!歴史学科1年生の橋口です。私たちは12月24日に板橋区立郷土資料館を訪問しました。実を言うと、私はここへの訪問は小学校と中学校以来の3回目となります。

 

さて、資料館を訪問した私たちは、出迎えてくださった職員の方にご案内いただき、2階の講義室において、2人の学芸員の先生方に資料館の概要についてご説明いただきました。

 

この資料館では13人の職員の方々がおられ、休館日である月曜や年末年始といった一部の日を除いて8時45分から17時30分まで勤務されているとのこと。また、お仕事の内容としては、展示以外にも教育普及の一環で講座や見学、地域行事への参加など多岐にわたるそうです。

 

ご説明いただいた後、私達は2班に分かれて館内を見学させていただきました。私の班が最初に向かったのは収蔵庫でした。そこは温度が10度に保たれていました。

 

その後、展示室において、学芸員の先生にご説明いただきました。学芸員の先生によれば、天井の凹凸は資料の搬入の際に危険だから取り払うなど、今年は展示室そのものをリニューアルするということです。この資料館の目玉でもある古民家では石臼やカマドを使った教室が開かれているそうです。

 

見学後、再び講義室に戻って、私達はいくつかの質問をさせていただきました。その中から一つを例にとると、ある学生が「収蔵庫に入りきらない資料はどこに保管しているのですか」と質問しました。それに対して学芸員の先生は「廃校になった学校を区から借りて、そこに保管しています」というお答えをいただきました

 

以上が板橋区立郷土資料館訪問の訪問記です。今回は、普段見ることの出来ないバックヤードや実態についての貴重なお話を伺うことができてとてもためになりました。

 

個人的な感想としては、小・中学校の見学の際には見聞きしなかったことを知ることができ、何だか新鮮な気持ちでお話を聞くことができました。

 

最後に、今回の訪問で解説してくださった学芸員の先生方、そして職員の皆様に厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

2021年10月

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