4年生の戸塚さんが学会で研究発表

10月30日(土)・11月1日(日)に開催された
日本創造学会の研究大会において、
表現学科4年生の戸塚水無瀬さん(杉原ゼミ)が
「大学生のコミュニケーションツールとしての対話型鑑賞」
というテーマで研究成果を発表されました。
 
コロナ禍により学会はオンライン(Zoom)での開催で
全国から集まった大学教授、研究者、大学院生、企業の方々の前で
3年次から取り組んだ研究内容を10分間でプレゼンテーションしました。
 
以下に、研究の要旨と戸塚さんのコメントを紹介します。
 
 
 
(戸塚さんのコメント)
学外での研究発表は私にとって大きな挑戦でしたが、貴重な経験をさせていただくことができました。
また他大学の方や企業の方々の発表を拝聴することができ、皆様の最先端の取り組みから
多くのことを学ぶことができ、オンラインでの学会ではありましたが充実した学びになりました。
卒業論文の提出に向けて、今後も頑張っていきたいと思います。
1~3年生の皆さんも大学生活の中で「難しそうだけど、挑戦してみたい!」と思った時は、
積極的に挑戦してみてください。
 
(研究の要旨) 
新型コロナウィルスの影響で、後期も多くの大学で遠隔授業の続行が
決定している。大学のキャンパスという多種多様な価値観を持った
他者との交流の場が無くなり、大学生にとって「気づきを得る場」が
少なくなっている。当研究では、3年次から研究対象としていた対話型鑑賞を
オンラインで実施し、参加者の発言内容などからその効果を分析した。
その結果、対話型鑑賞がコロナ禍の時代の大学生にとって、
貴重なコミュニケーションツールになるのではないかと考えた。
また、現在重要なコミュニケーションツールとなっているSNSによる
他者理解と、対話型鑑賞による他者理解の相違点についても考察した。
 
なお、表現学科では、3年次から全員がゼミに所属して
各自の選んだテーマで研究や制作を進め、
卒業年次には「卒業論文」もしくは「卒業制作」として提出します。
 
(参考URL)
日本創造学会 第42回研究大会プログラム(戸塚さんは6ページに掲載)

2021年10月

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