ロシアの子ども達が描いた絵本の審査会を開催

東京キャンパスのある板橋区は、「絵本」にゆかりのある自治体です。

世界最大の児童書ブックフェア「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」に連携した絵本原画展が板橋区立美術館で1981年に開催されて以来、板橋区にはイタリアのボローニャ市から世界の絵本が寄贈され、その3万冊にも及ぶコレクションは今春に移設オープンした板橋区立中央図書館の1階に所蔵されています。

(区のホームページ「絵本のまち板橋」より)

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kusei/1025922/index.html

 

表現学科では、これまでに絵本を研究対象としたゼミ活動も行われています。今回は、その一環で4月13日(火)に東京キャンパスで、国際交流基金モスクワ日本文化センター主催の『てぶくろをかいに』絵本表紙コンクールの審査会が行われました。新美南吉の同作品の物語を動画でロシアの子どもたちに見てもらい、表紙のイラストを描いて応募してもらう企画です。

(​​『てぶくろをかいに』絵本表紙コンクール 詳細)

https://www.value-press.com/pressrelease/267966

 

 寄せられた500以上の作品を部門ごとに分け、審査が実施されました。

 

実際に並べられた作品をじっくりと審査していきました。

 

 審査員、スタッフとの集合写真。審査員には、児童文学を研究される先生方のほか、動画用イラストを担当されたはせがわゆうじさん(イラストレーター)、声の出演をされた井上あずみさん(​歌手・​「となりのトトロ」主題歌ほか)とゆーゆさんも参加されました。

(集合写真のみマスクを外して撮影を行いましたが、感染防止対策を徹底して審査会を実施しました)

 

審査の模様を見学する中で「手に取りたくなる表紙とはどのようなものか」といった、プロの方々の貴重なコメントをお聞きすることができました。

 

杉原ゼミ 絵本審査会スタッフ

(表現学科3年)足立陽紀、上原航、松本柚香、堀米ひな

2021年10月

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