最近は、雨ばかりで気が滅入りそうな日々が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。歴史学科4年の福本です。
今回、博物館の授業をとっている歴史学科4年生は、博物館実習の授業で学生自身が考えた博物館展示を紹介しました。私のグループでは、「ハニワンド―ゆるキャラの起源―」というタイトルで、埴輪とゆるキャラを結びつけながら埴輪の真の姿を探求する展示を発表しました。
結果として、埴輪とゆるキャラとをあまり結び付けられず、発表は中途半端なものになってしまいました。
心境としては、グループのみんなが、良い題材を見つけて深化してくれたのに、完成できず非常に悔しいです!
他のグループは、「中世の武士について」、妖怪・神など我々には「目に見えないもの」とそれぞれ見る前からワクワクさせるような題材を見つけて発表していました。
私の個人的なおすすめとしては、「目に「みえない」モノ展」が見てみたいと思いました。
ファミリー層をターゲットにしており、幅広い年代にも受け入れられるように「妖怪」の部分を多めに設定しています。
そのため、あまり難しい印象を与えずに展示を見られるようにしていました。
要望としては、開催期間が夏で妖怪などを扱うので、博物館の雰囲気を不気味な感じにしてほしいなと思いました。
この授業では、現職の博物館学芸員が感じている難しさなどを少しでも感じられるような授業でした。
私達は2週間という期間でしたが、学芸員の皆さんは企画・展示リストに加えて運送業者との話し合い、借りる方からの許可などやることがたくさんあるのではないかと思います。
それを短期間で終えて、見る人が感動するような展示にしている学芸員の皆さんは本当にタフですごいと思いました。
ここで学んだことを活かし、今後の館園実習を皆で乗り越えていきたいと思います。


