「歴史学入門」の授業では毎年、学生相互の投票による「歴史エッセー」大賞を実施しています。一昨年、昨年は学生達がひとつの教室にあつまり予選・決勝をおこなってきましたが、今年はコロナウィルス感染症拡大防止のためZoomによるリアルタイムweb授業で実現させました。決戦は5月11日。5名のファイナリストによる決勝プレゼンテーションと投票をおこないました。今年のファイナリストとテーマは以下のとおり。
・秋田 夢羽さん「自動販売機の歴史」
・磯部 拓人さん「自撮りの進化」
・大木 優輝さん「世界一売れなかったゲーム機の歴史」
・春山さくらさん「不死身の男」
・竜見 宙夢さん「125年前に感染拡大を食い止めた男」
・岸 由希也さん「日本人とオタク」
Zoomの画面を通じてのプレゼンテーションはみんな初体験で大変そうでしたが、みなさんわかりやすい、すばらしい発表でした。自動販売機・自撮り・ゲーム・オタクといった身近で現代的なテーマの歴史を掘り下げたもの、近代日本の歴史を生き抜いた「不死身の男」の話、そして、現在私たちが最も関心を寄せている疫病対策を125年前の後藤新平の対応から学ぶというものまで、実に面白く、また、それぞれの思いがのせられたエッセーでした。
プレゼンテーション終了後にすぐにGoogle Formで作成したアンケートに投票し、みごと今年の歴史学入門「歴史エッセー」大賞に輝いたのは!!!!「自動販売機の歴史」を発表した秋田夢羽さんでした。おめでとうございます!!Zoomの画面を通じて、祝福の拍手と歓声が鳴り響きました!!
まだ、みんな画面の中でしか会ったことはありませんが、歴史学科ではクラスアワーなど新入生が交流する機会を、制約があるなかでもつくっています。はやく、みなさん、「教室」に集合したいですね!!
Zoom画面を通じてプレゼンテーションがおこなわれました。
優勝した秋田夢羽さんのプレゼン場面!!おめでとうございました!!
※歴史学入門は本年度から歴史学科の教員6名によるオムニバス形式の授業としておこなわれています。
(文責:歴史学科・村松弘一)