淑徳大学東日本大震災ボランティアセンターを設置しました

「学生が、大学等の内外において、学修成果等を活かしたボランティア活動を行うことは、将来の社会の担い手となる学生の円滑な社会への移行促進の観点から意義があるものであることから、被災地等でボランティア活動を希望する学生が、安心してボランティア活動に参加できるよう、ボランティア活動に関する修学上の配慮と、ボランティア活動に関する安全確保及び情報提供に留意し、引き続き学生への指導をよろしくお願いします」 (4月1日付け「文部科学副大臣通知」 一部抄訳 )

3月11日発生の震災後、広報・地域支援室、地域支援ボランティアセンター、サービスラーニングセンター、同窓会室でそれぞれ情報収集と対応にあたっておりましたが、上記通知への対応や、長期にわたるであろう支援体制を構築し、大学としての社会的責任と行動を明確化するために、4月13日開催の大学協議会において「淑徳大学東日本大震災支援ボランティアセンター」を設置しました。

昨日、第1回のセンター会議のおいて決定した、淑徳大学における今後の支援ボランティア活動方針は以下のとおりです。

(1)被災地生活緊急支援ボランティア(短期集中)

  • 4月下旬より1ヶ月程度を限度として、宮城県石巻市雄勝町大須地区避難所への生活支援ボランティア派遣を、すでに地域支援ボランティアセンターに登録している学生と、埼玉みずほ台キャンパスの希望学生とにより、淑徳大学同窓会宮城県支部、福島県支部、岩手県支部をはじめとした周辺同窓会支部との連携のもと、早急に派遣計画を策定、実施する。


(2)生活復興の中・長期的支援ボランティア

  • 6月以降、中・長期的な計画のもと、本学学生の学びや学修成果が活かせるボランティア活動を被災地の方々の生活復興支援のニードに対応して実施していく。その際、各被災地に関わる市町村・社会福祉協議会・教育委員会・各同窓会支部と大学との連携協定を前提とする。


このほか、補講・追試等、学生への修学上の配慮に関することや、安全確保の徹底について意見が交わされ、過去蓄積された要領に加えて万全のボランティアサポート体制を組むことを確認いたしました。