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平成27年3月11日、池袋サテライトキャンパスにおいて、当時宮城県石巻市立大須小学校の避難所運営にご尽力され、大須中学校長でいらした岩佐 勝氏をお迎えし、「3.11を忘れない 東日本大震災の現場から」が開催されました。当日はボランティア活動で石巻市雄勝町を訪れた本学の学生、教職員などあわせて52名が参加しました。

この集いは「できることを。いま。ここから」をスローガンに、3.11を風化させないよう今後も歩み続けるために、東日本大震災の4年目を迎える日、あの日を振り返り、今を見つめて、そしてこれからを考えてゆこうと、淑徳大学地域支援ボランティアセンターが主催しました。参加者一人ひとりが本学のめざす”together with him”のスピリットを改めて見つめなおす機会になりました。

 長谷川理事長の開会挨拶では雄勝町内の元特別養護老人ホーム勤務の佐藤 修峰氏からの手紙の紹介があり、地域支援ボランティア山口センター長からは昨年夏に行われた大須小・中学校での学習支援ボランティア、パネルシアターキャラバン、そして今月4日~7日にかけて行われた石巻おがつスタディツアーについての報告がありました。

そして岩佐氏の講演では震災前、震災後の雄勝町の比較写真や大須小学校避難所生活での写真などが多く紹介され、また3月11日当日の雄勝町の実際の津波の映像も流されました。 その後行われたボランティアに参加した学生の誓いは、参加した学生一人ひとりが現場で体験した思いを心に受け止め、次に繋げていることが感じられるしっかりとした言葉で伝えられました。

震災が起きた14時46分には参加者全員で黙とうをささげ閉会しました。

石巻おがつスタディツアーの様子は、3月12日付けの朝日新聞に掲載されました。


「3.11を忘れない 東日本大震災の現場から」を開催

「3.11を忘れない 東日本大震災の現場から」を開催

 淑徳大学ではこの4年間、全学をあげ、被災された方とともに時間を過ごしてまいりました。
発災直後の千葉県旭市での避難所支援、岩手県大船渡市などへの物資支援、福島県双葉町からの避難者支援、その後の石巻市雄勝町における継続的な災害ボランティア、子どもたちとの交流・支援、パネルシアターキャラバンなどは本学のめざす"Together with him"に基づいた行動実践でもありました。
本学の開発教育ともなったこの機会をいただき、東北各地の皆様に心より感謝しております。

 そこで「できることを。いま。ここから」をスローガンに、3.11を風化させないよう今後も歩みを続けるために、東日本大震災の4年を迎える日に、当時、大須小学校の避難所運営にご尽力され、大須中学校長でいらした岩佐勝さん(本学卒業生)をお迎えし、あの日を振り返り、今を見つめて、そして、これからを考えてゆく集いを下記のとおり開催いたします。

 震災当時、大須小学校の避難所で活動した卒業生のみなさん、ぜひご参加ください。
 

【開催日時】  平成27年3月11日(水) 午後1時~3時  

【会   場】  淑徳大学 池袋サテライトキャンパス(交通アクセス

【参加対象】  本学学生、教職員 50名程度

【内   容】  

12時30分  受付
13時00分  開会挨拶         長谷川理事長(予定)
13時10分  活動報告         山口センター長
13時20分  記念講演
         「3.11を忘れない 東日本大震災の現場から」          
         山元町立坂元中学校 校長 岩佐勝氏(当時 大須中学校長)
14時20分  学生の誓い
         千葉キャンパス学生支援員、学習支援ボランティア参加者             
14時46分  黙とう
14時47分  閉会挨拶         足立学長
14時55分  終了  

 

お問い合せ・お申込み

平成27年3月4日(水)までに各キャンパス担当者までご連絡ください。

  • 千葉:地域連携室(松崎) 043-265-7340
  • 埼玉:学事部 学生厚生担当(忍田) 049-274-1511
  • 東京:学習支援部(藤本) 03-3966-7631

毎日新聞5月11日宮城版に「被災地の空に鯉のぼりを!」プロジェクトの記事が掲載されました。

以下記事全文です。

毎日新聞宮城版 2012年5月11日付東日本大震災の津波で壊滅的打撃を受けて今は使われていない旧石巻市雄勝総合支所庁舎の前に、「復興に向けて少しでも元気になってもらいたい」との願いを込め、淑徳大学(千葉市)の学生ボランティアら8人がこいのぼりを掲げた。約60匹が5月いっぱい、鮮やかに風を受けながら空を舞う。

 雄勝町内を中心に小学生への学習ボランティアなどを行う淑徳大と、仮設住宅などで法律家らと無料生活相談を行うボランティア団体「震災お助け専門家相談隊」(磯脇賢二代表)が企画した。

 3月に大学のホームページなどでこいのぼりの募集を呼びかけると、学生の保護者などから約1カ月間で60匹が集まった。「我が家のこいのぼりが被災地で元気よく泳いでくれることを願います」との手紙と共に長野県から届いたものもある。

 最長10メートルのこいのぼりもあり、迫力満点。大小さまざまのこいのぼりをつなげるロープは、地元の漁師が漁で使っていた丈夫なものを提供してくれた。

 自宅を津波で流され、同市蛇田の仮設住宅で暮らす無職、藤田たか子さん(63)は「何とも言えないぐらい素晴らしい。上を向いて、こいのぼりが泳ぐ姿を見ているだけで心が和む」と拍手をしながらこいのぼりを見上げていた。【近藤綾加】

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例年より少し遅い夏休みに入った 石巻市大須中学校の 全校生徒20人(1人は懸賞作文で受賞し渡米中)を 千葉に招待しました。

今日(8月5日)の朝6時に大須を出た生徒たちは、 午後4時に千葉マリンフィールドに到着、 千葉ロッテマリーンズ選手の出迎えを受けた後、 試合前のセレモニーに参加しました。 マリーンズ西村監督、オリックス岡田監督への花束贈呈を 男子バレーボール部部長・阿部祐樹くんと 女子バトミントン部部長・阿部美紅さんが立派に勤めました。 ファーストピッチセレモニー(始球式)は 昨年行われた少年軟式野球世界大会に、 日本代表「オール宮城ブルーリボン」のエースピッチャーとして 出場した大須中学校1年生の阿部 雅さん。 バッターボックスに元大リーガー井口選手、 キャッチャーは今江選手という豪華メンバーの中、 阿部さんは臆することなく、 ほぼストライクゾーンに直球を投げ込みました。


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20人全員で選手らとマウンドで記念撮影した後、 野球好きが多い生徒たちは、すっかりマリーンズファンになって、 声援をしながら試合を楽しみました。 引率の先生がたを含め全員分の内野席チケットや、マリーンズキャップは 千葉ロッテ瀬戸山社長様からのご好意をいただきました。 どうもありがとうございました。 明日は、大学でボランティアに行った大学生たちと 大学千葉キャンパスで交流会を行います。


0608_IMG_0759.JPG6/3(金)千葉キャンパス7号館にて、第1回石巻市大須地区ボランティア活動報告会が開かれました。

大須地区へ入った学生は、総合福祉学部、コミュニティ政策学部、国際コミュニケーション学部、看護学部の4学部から51名に上りますが、今回はコミュニティ政策学部の学生を中心とした報告会でした。

0608_IMG_0714.JPGコミュニティ政策学部1年石橋宗一郎君は「現地の方に希望をあげられるように頑張った。『ありがとう』の言葉が忘れられない」、同じく1年の大徳誼之君は「一日でも早く復興できるよう、皆さんの支援をお願いします」と今後の活動への積極的な参加を呼びかけました。

0608_IMG_0787.JPG2年生の中村亮祐君は「報告の前に、皆さんに考えて欲しいことがある」と、普通の生活が突然奪われたことへ寄り添う気持ちの大切さを訴え、「その中での住民の姿に人間の強さを感じた。もとの町に戻れるように今後も協力していきたい」と力強く語りました。


引き続きコミュニティ政策学部教員より、現地報告と復興に向け大学としてできることへの提言がありました。
参加した学生は約200名でした。

淑徳大学では、今回の震災発生後、東日本大震災支援ボランティアセンターを設置し、学生に向けた被災地情報の提供、ボランティアの募集・派遣を行ってきました。このほど、宮城県石巻市大須地区における継続的な支援活動が5月末にひと区切りしたことから、千葉キャンパス・コミュニティ政策学部において活動報告会(第1回)を開催します。 報告会への参加申し込みは不要。一般の方々の参加も歓迎いたします。

  • ― 点と点を結ぶ。石巻市大須地区における33日間 -
  • 6月3日(金)16:15分~
  • 千葉キャンパス7号館201教室にて
大勢の皆さんの参加をお待ちしています。