石巻市大須地区ボランティア活動学生レポート(2) )


【第2班】5/4(水)~5/8(日)

今回のボランティアに参加し現地へ向かって、見る世界というのが変わりました。今迄テレビ越しのみだった現地の悲惨な姿、特につい二ヶ月前まで機能していて人がいた雄勝病院の廃墟としか思えない姿や浜に流れ着いた元々家屋だった木の瓦礫や割れガラスを見て、そしてそうした直接の原因である海の今は穏やかな様子を見てその恐ろしさを、その上で避難地である小学校で会った人たちの生きる力強さをまさに「実感」しました。

実践心理学科3年 地域支援ボランティアセンター常任支援員 四釜 脩

今回のボランティア活動を通じて、貴重な経験を得ることができました。 僕が一番思い出に残っているのは、炊き出しの時に一緒に料理を作った、地域のお母さん方との交流ができたことです。皆さん、とても笑顔で話しやすく、優しく接してくれました。また料理が美味しく、思いが伝わりました。お母さん方と仲良くなり、元気をあげることができました。この活動に参加する前までは、“見ているだけ、何もできない”自分がもどかしかったです。ボランティアに参加できて良かったです。また機会があれば、参加したいです。

コミュニティ政策学科1年 学生消防隊所属 大徳 誼之

宮城で見た事の中で最も印象に残った事は、雄勝の公園前に設けられていた仮墓地です。
ショベルカーで無造作に掘られた穴に土を被せた物の前に、名前もなく番号だけが書かれた棒が立っているだけの、本当に仮も仮の墓地でした。話によると、きちんとした墓が建てられるのに3~5年はかかると言う話を聞き、悲しい気持ちと共に、仮墓地の皆様が一刻も早くちゃんとした墓で安らかに眠れるよう願いました。

社会福祉学科 1年 地域支援ボランティアセンター常任支援員 泉 優介

ボランティアに行って自分が感じたのは子供たちの明るさ・心の強さでした。機会があって仲良くなれたのです。自分の感じでは、普通の子供たちでした。現状に悲観していなくて元気でした。その姿をみて、僕が元気をもらいました。僕自身も四泊五日のボランティアで被災地の皆さんに少しだけかも知れませんが元気をプレゼントできたとおもいます。

コミュニティ政策学科1年 地域支援ボランティアセンター常任支援員 石橋宗一郎