「3.11を忘れない!"復興と防災"」 千葉市震災支援イベント

3月11日(日)千葉市中央公園と文化センターにて
「3.11を忘れない!"復興と防災"」と題した催しが行われました。

東日本大震災から1年、この悲劇を風化させることなく、
被災地支援と防災意識の啓発をすすめるために開催された
このイベントに、淑徳大学の学生がボランティアで参加しました。

被災地の名産品・応援グッズの販売、被災地の状況や
ボランティア活動の様子を写したパネルの展示、
また、サービスラーニングセンターの石川紀文氏が
パネリストとして出席されたシンポジウムの会場お手伝い等、
20名近い学生が懸命に働いてくださいました。

早速、感想が届いておりますので、
第1弾として抜粋して掲載いたします。

シンポジウム「震災とコミュニティ」





消防団の一員として、シンポジウムと物産展のお手伝いに参加しました。
シンポジウムでは臼澤さんの講演にとても衝撃を受け、感動しました。
実際に被災された臼澤さんの言葉は一言一言が重く、テレビなどの情報では伝わらなかったリアルな話には、
私の想像では追いつかないような被災者の方の恐怖や、悲しみを感じました。家族と会えた時の喜びや、
極限の状態の中で気づけた夫婦の愛や、人の思いやりにとても感動しました。
臼澤さんは自分は生かされたとおっしゃっていました。被災しなかった私も生かされている存在であるならば、
もっともっと自分にできる事をやりたいとあらためて思いました。

実践心理学科2年 大野咲子

 


一年経っても当時のことを忘れずにより震災に対する気持ちを深めている方が多くいることを、感じました。
私はお金がある限り募金に費やすよという方、現地に行きたいが私の持病がうつってしまうから申し訳ないという方、
一人ひとり、震災に物凄く向きあって下さってるのがわかりました。
支援するにはやはりお金がものすごく掛かり、完全復旧は遅いがしれませんが、今日のボランティアで多くの方が
頑張ろう日本という気持ちを持っていることがわかり、何年経っても、この気持ちを大切にしようと思いました。

社会福祉学科1年 熊谷萌香

 


春休みで時間があり、千葉でというわりと近い場所だったのでやってみようと思い、参加しました。
物産展の販売、パネルコーナーどちらにもたくさんの人が来て、物を買ってくれたり、募金をしてくれました。
未だに絶えることなく続く人々の思いやりの心を感じられました。
また、販売、展示物の紹介をしている時にボランティアの私達にも励ましの言葉をたくさんいただけて嬉しく思いました。

実践心理学科1年 清水 葵

 

震災直後自分がなにかしたいという思いがあってもなかなか行動に移せなかったことがずっと心残りで、
今回のボランティアの応募があり、まず行動に移そうと思ったのが動機でした。
当日支援物産展の会場にいて、いろんな所からいろいろな人が集まっているのを見て、
人の思いやりやつながりがいかに大切なのか実感しました。
岩手、宮城の物産も自分が知っているものが少なく、いろいろな物産があることを知りました。
たくさんの方に買っていただいて完売した時は、やはり淑徳すごいなと感じました。
震災に対するいろいろな思いが会話の中などから少し聞きとれたこと、共有できたことがよかった点だと思いました。

社会福祉学科1年 山崎麻柚子

 

また、当日は様々な報道機関が取材に来ていました。 → 千葉日報記事
インタビューを受けた学生もいる模様です。掲載され次第、続報として掲載いたします。