本日は経営学科の実践科目「企業経営研究」の一部を紹介します。
取り上げるのは「消費者行動コース」。
お客様にどのようにして商品を手に取ってもらうか。
どのようにマーケティングをしてブランドを創っていくかについて学生自身が考えます。
今年度,消費者行動コースでは
花王株式会社の重要商品の一つ「リセッシュ」について取り扱っています。
みなさん服についてしまった匂いを取り除く時はどうしていますか?
洗濯やクリーニングできるものであれば問題ないですが,
それができないものについては消臭スプレーを利用するのではないでしょうか。
花王が展開しているリセッシュは匂いまで分解してしまうニオイケア商品です。
ところが実際は,大手企業の展開している「ファブリーズ」が
ニオイケア分野で大きな力を持っています。
消臭スプレー=ファブリーズ
と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで消費者行動コースでは,学生ならではのユニークなアイデアで
お客様に積極的に花王のリセッシュを買ってもらうためにはどのような
工夫ができるかについて考えています。
11月の初旬,我々のグループは
リセッシュの売り上げが一際優れているという
某お店に視察調査へ行きました。
そこでもやはりリセッシュvsファブリーズが展開されていました。
これが実際の写真。
お店に来店しているお客様の特徴や
ニオイケア商品を手に取っているお客様にはどのような共通点があるのか
マーケティングの視点から観察調査を実施しました。
自分たちで調査票を作成し,観察の結果を記録していきます。
観察しながら,様々なアイデアが生まれ議論を繰り返します。
調査結果を踏まえながら,課題に対するどのような提案が立てられるのでしょうか。
乞うご期待。