2017年10月アーカイブ

私たち千葉ゼミは、淑徳大学埼玉キャンパスの学園祭「淑徳祭」(2017年102122日)において、「道の駅果樹公園あしがくぼ」が販売する横瀬町産の紅茶をテーマに「ティーサロンあしがくぼ」を開設、展示発表をしました。

ディスプレイ


秩父の入り口・横瀬町の道の駅果樹公園あしがくぼと淑徳大学との産学連携事業は、今年で3年目を迎えます。横瀬産の紅茶の認知向上をはかるため、試飲や即売会も行いました。


ティーサロンあしがくぼの会場となった4-102教室では、「よこぜの美味しい紅茶」(リーフ/ティーバッグ)と、道の駅で販売されている「紅茶クッキー」を直接、道の駅から仕入れして、私たちが販売しました。


販売促進を目的に、紅茶の淹れ方を、予め動画で撮影してYoutubeに公開し、それを会場でも映写するなどの工夫をしました。




今回のこの出展は、堀木ゼミと合同で取り組みました。

あと一品、買ってもらう工夫として堀木ゼミでは、①秩父銘水を使用して紅茶を淹れることで、よりうま味が増すのではないか。②紅茶にジャムを入れるロシアンティーという飲み方を紹介することで、道の駅に売られているジャムの販売促進にもつながるのではないか。という仮説を立て、秩父銘水のペットボトルやジャムも各種、用意して、デモンストレーションを行いました。


概観

事前準備では、先述したビデオ撮影や商品仕入れを行うだけでなく、試飲用カップなどの買い出し、教室内の装飾(ハロウィーン風の飾りつけや黒板アート)、英国製の茶器などをディスプレイするなど、皆で力を合わせて、楽しみながら準備をしました。


淑徳祭初日は、台風が接近していて風も強いなか、多くのお客様が来場くださいました。


はじめは試飲のみで、購入してくださる方がいなくて不安でしたが、私たちもお茶の淹れ方に慣れてきた頃に、子供連れのお客様や地元の方が来場くださるようになり、商品もどんどん売れていきました。


「これはどうやって飲むの?」、「紅茶クッキー、美味しそうですね」、「ジャムを入れて飲むなんて珍しいね」と、お声をかけてくださる方が多くて、会話も弾みました。


販売コーナー

芦ヶ久保という地名がわからない・知らない方もいたのですが、道の駅や果樹園というキーワードを伝えると、「行ったことがある」とおっしゃる方もいて、嬉しくおもいました。よいプロモーションができたと感じています。

 

秩父エリアで作られたジャムのなかで、とりわけ「ゆずジャム」の評判がよかったのが印象的です。教室内での試飲でも、「よく合う」「美味しい」という声が聞こえました。紅茶とジャムという組み合わせを、最初は不思議そうに見ていたお客様も、満足そうに試飲してくださり、実演販売の効果を感じることができました。



ご来場いただきました皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。(文責:千葉ゼミ2年 多田優美香)



 

 

観光経営学科 越生町との「大学連携調査研究事業」

観光経営学科の朝倉先生は、埼玉県越生町から「大学連携調査研究事業」の委託を受け、「埼玉の観光研究」という選択科目の履修生2年生15名で、この事業に取り組むことになりました。 

 

2016年度、朝倉先生の3年ゼミが越生町の観光マップ「おごせ街あるき山あるき」(下写真)の作成をお手伝いしており、それがご縁で本事業のお話をいただきました。

 

 

 

この事業のテーマは「越生町の「ハイキング」を活用した地域活性化」です。

学生達は、現地調査(ハイキング体験)や、ハイキングイベント参加者アンケート調査、ハイキング活用事例の研究等を通して、地域活性化策を考えます。

 

越生町の現状について学ぶため、10月11日に越生町役場 産業観光課観光商工担当 齊藤勇紀様と、埼玉縣信用金庫  越生支店長 山口和子様を大学に招聘し、講義をしていただきました。

越生町の齊藤様からは越生町の観光政策や観光資源、観光客数の現状について、埼玉縣信用金庫の山口支店長からは、金融機関が観光振興に果たす役割等についてご説明いただきました。

 

10月29日は、越生町で開催されるハイキングイベントに赴き、参加者アンケートを実施する予定です。

 

経営学科 卒業論文中間報告会を実施しました

 10月7日(土)に、経営学科4年生全員対象に卒業論文中間報告会を実施しました。

発表は2つのゼミが合同で、4教室に分かれて行いました。

発表会は全員スーツ着用で行ったため、学生にも日頃の授業とは異なる緊張がありました。

 

 

 報告会では発表者が一人7分の時間で発表と質疑応答を行い、ゼミ担当以外の教員からのコメントを受けました。

異なった視点からのコメントや調査や考察が足りない点を指摘され、学生には良い刺激となりました。

12月上旬の卒論提出に向けて、これからの改善が期待されます。